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Channel: 死ぬまで生きよう!
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「死にたいなら一人で死ぬべき」の危険性 ②

今回発信されたツイートを読んで様々な事が頭に浮かぶが、彼はソーシャルワーカーという仕事柄、貧困者など社会的弱者や社会的に疎外されている人々と関係を構築し、様々な課題に取り組む以上このような発言をする。現象面だけにとらわれることなく、社会的弱者の背景や周囲にある問題に取り組み、関連機関や環境にも働きかけるなどがビジネスとして成立する昨今だ。アメリカにおけるソーシャルワーカーは、州ごとの免許制度となって...

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「愛過病」と「愛欠病」= 親

考えてみるに、親が子どもを育てるということは、親にとっても喜びであり、また子どもにとっても幸せなことであるはずだ。だから、鳥や野生の動物も、親はイキイキと子どもを育て、子どもは親に育てられることでイキイキと成長する。動物園の檻のなかのパンダを見ても疑いのない事実である。ところが、人間の親子にはそうした動物にはない諸問題に悩まされる。悩まされるのは親だけではなく、子どもすら親の事で苦悩をする。「何で親...

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賢い人とは 🈡

ある場面で頓智が利くのも洒落たジョークが出るのも頭のよさであろうか。アメリカの第40代大統領のレーガンが大統領に就任して間もない頃、銃で狙撃され救急病院に運び込まれた。弾丸摘出手術前に、レーガンは医師たちに向かってこう言ったという。「ところで、あなた方はみな共和党員だろうね?」。何ともウイットのあるジョークセンスに、大統領としての人気は一気に高まったという。これも機転というのだろう。このような状況に...

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心に残る曲 『屋根』高田真樹子

長らく音楽についての記事を書かないでいた。プライベートでは毎日音楽に包まれて生活している。時に何時間も聴いたりするが、計ったわけではないので長いときで約4~5時間くらいではなかろうか。もし、この世に音楽というものがなかったと仮定したら、人はどうなるのだろうか?...

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妄想で息子を殺す親

東京都練馬区の自宅で長男を殺害した容疑で逮捕された元農林水産事務次官の熊沢英昭容疑者(76)は警視庁の調べに対し、「長男が子どもたちに危害を加えてはいけないと思った」との趣旨の供述をしていることが警視庁への取材でわかった。息子が事前に起こすであろう無差別殺人を予感したことになる。予感やインスピレーションや想像は誰にでも備わるものだろうが…それを能力ともいったりする。我が息子に対し、親が懸念し、想像力...

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病む心・病める心

人間を大きく分けると、子ども、青年、大人、老年ということか。そのなかで青年期こそ時代の鏡である。時代を知るに際して、その時代の青年を見ることも有効な方法であろう。青年は鋭い時代の批判者であり、観察者でもある。サリンジャー(J.D.Salinger)の小説『ライ麦畑でつかまえて』が出版されたのが1951年だった。その後10年間に同著はアメリカ国内だけで150万部も売れたという。『ライ麦畑でつかまえて』...

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喜びと苦しさの表裏…

人はなぜ他人がよく見えるのだろうか。真面目に考えたことがある。出た結論は、「その人の苦しみはその人になってみなければ分からない」であった。「隣の芝生は青い」という。「他人の荷物は軽い」という。「他人の饅頭は大きい」と、子どものころに聞いたことがある。これらすべては言い得ている。兄弟二人のケーキを二等分したとき、相手の方が大きく見える。こういう体験は誰にもあろう。吉田拓郎の『リンゴ』の詞はこうだ。“ひ...

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病む心・病める心 ②

小津安二郎は『一人息子』の冒頭、芥川龍之介の箴言集である『侏儒の言葉』を置いている。芥川は序文にこう述べている。「『侏儒の言葉』は必しもわたしの思想を傳へるものではない。唯わたしの思想の變化を時々窺はせるのに過ぎぬものである。一本の草よりも一すぢの蔓草(つるくさ)、――しかもその蔓草は幾すぢも蔓を伸ばしてゐるかも知れない」。『侏儒の言葉』のなかで芥川は、「親は子供を養育するのに適しているかどうかは疑...

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病む心・病める心 ③

きわめて当たり前の哲学的な真理とは、「在るものは在る、無いものは無い」であろう。「我思う、故に我在り」といったデカルトはいったように、彼は100%「真」といい切れないものは「偽」とみなすとの徹底した懐疑主義の立場を取り、真実を見つけるためにすべてを疑ってかかった。人間の思考のなかで感覚的なものは、真実というより錯覚かも知れない。思考や理性は実か夢かも知れない。が、「それらを疑っている私」が存在すると...

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心に残る曲 『風にのせて』 イルカ

イルカの1stアルバム「イルカの世界」(1975年3月5日発売)のA面4曲目に収録されている。当時この曲を1日に一回は聴いていた。LPレコードを最初から順ぐり聴くことはせず、聴きたい曲だけはしょって聴く。本曲と6曲目の『あいつ』だけを聴いていた。時たま2曲目の『冬の忘れ物』と7曲目の『シルエット』を聴いたりと、アルバムとはそんなものかも知れない。イルカのヒット曲といえば誰もが知る『なごり雪』。この曲...

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心に残る曲 『白いページの中に』 柴田まゆみ

『屋根』、『時代』と同じポプコン曲。われはポプコンの創世期世代なり。ポプコンこと「ヤマハポピュラーソングコンテスト」は、ヤマハ音楽振興会の主催で1969年から1986年まで行われたフォーク、ポップス、ロックの音楽コンテスト。後に年2回開かれるように改訂されたが、グランプリ優勝者には自動的にレコードデビューが約束され、世界歌謡祭の出場資格を得ることができた。第5回まではプロを対象にしたコンテストだった...

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しつこい橋下徹。君は何もいうな!

元農水事務次官による息子殺しは6月1日に起きた。動機については週刊文春が以下報じている。事件当日、隣の小学校で運動会が行われていて、その音がうるさいと息子が荒れ、父親と口論になり刺し殺したという。息子は小学生をぶっ殺してやるなどと暴言を吐いたために、数日前に起きた岩崎隆一による川崎事件が脳裏をかすめ、息子が事件を起こしたら世間に迷惑がかかる。そのように思って自らの手で息子を始末する決意をしたという。...

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元農水事務次官“御曹子殺人”

この表題は実際にあったもので“御曹司”という響きが美味である。自分は御曹司でなく我が子も御曹司ではない。熊沢英昭容疑者の息子がなぜ御曹司なのかは事務次官の息子だからだろうが、御曹司を親が殺してしまった。だから“御曹司殺人事件”となる。これが娘なら“御令嬢殺人事件”となる。東大出の元事務次官が人殺しとは、時代も時代というしかない。おそらく息子以外ならを殺すことはなかったろうが、他人では起こり得ない動機...

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『十二人の怒れる男』に学ぶ、予断と偏見

人間の判断力は極めて不安定なものと書いた。ある事件や、人物、作品について判断する場合、大抵は自分の欲する側面しかみない。ないしは、先入観や偏見も大きく影響する。そうであってはいけない、TOTALな判断が必要と分かっていても、実際にそれを運用できるかどうか。とくに社会の出来事には著しく判断が動揺し、核心を知ることは容易でなくなった。人間関係が多様化することで人間社会も複雑になる。さらには人間の行為自体...

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心に残る曲 『サルビアの花』 もとまろ

『サルビアの花』を初めて聴いたときの高揚感は忘れない。『時代』も『屋根』も同様だったが、さだまさしは初めて『時代』を聴いて、「別の宇宙すらを見る思い」とまでいってみゆき才能に絶句したという。『サルビアの花』の詞の内容は、好きになった女性を諦めきれず、結婚式に乗り込んで花嫁を奪って逃げる。これは映画『卒業』から影響を受けたものと思われる。『サルビアの花』という楽曲から初めてサルビアの花の存在を知った。...

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考察 「死にたいなら一人で死ね」

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心に残る曲 『マイ・ピュア・レディ』 尾崎亜美

尾崎亜美を初めてレコジャケで見た時、ワリとかわいい表情だなと思ったものの、その後に映像で見た時は「おむすびコロリン」的なブスだった。が、ブスだったことに親近感を抱いた。レコジャケの画像というのは、修正まではしなくとも、プロカメラマンによる何十枚のスナップ撮りからいいものを選ぶ。写真というのは瞬間だから、それはそれは超絶見栄えする瞬間もあろう。が、映像は連続なのでそんなにうまくはいかない。修正も効かな...

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心に残る曲 『あなたの心に』 中山千夏

中山千夏という女性がいた。死んではないので現在もいる。テレビ等で見かけることはないが、1948年7月13日生まれだからもうすぐ71歳。女性の平均寿命が85歳を超えた昨今で71歳といえばまだまだ若い。経歴を見ると、元歌手、元女優、元司会者、元テレビタレント、元声優、元参議院議員とあり、唯一「元」がないのが作家であり、これだけが現役ということか。元々子役で売り出した中山千夏である。彼女は小学3年生のとき...

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五賢人 加藤諦三 ①

五賢人が四人で中断、残るは加藤諦三。堀秀彦、林田茂雄、坂口安吾、亀井勝一郎を知らない世代も昭和生まれの加藤諦三なら知るだろう。「明治は遠くなりにけり」といったのは俳人の中村草田男で、「降る雪や明治は遠くなりにけり」(昭和6年作)と詠んでいる。昭和時代に明治は遠いといったのだから、令和になれば、「昭和は遠くなりにけり」であろうか。明治元年は1868年(1868イイヤロヤと暗記)だが、昭和元年は西暦何年...

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五賢人 加藤諦三 ②

他人からの押し付けを好まぬ加藤は、だからか押し付けをやらない。「自分は受験は嫌でやりたくない」と思っても、親がそれを強要し、受験回避を許さない場合にどうするか?などと世の中はこうした矛盾こそが現実であるとし、加藤なりに考えたアドバイスをする。通り一遍の答えなら誰でもいえるし書きもするが、こうした板挟み状態での“選択の最善”は難しい。世の矛盾はあれども、矛盾を解決できないものと放置していたのでは、哲学...

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