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Channel: 死ぬまで生きよう!
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良い人…? ③

「良い人」、「悪い人」のあからさまな対比は児童文学の定番だ。実社会では人間の「良し悪し」は分かりにくいので、「好き嫌い」で対応することが多くなるが、好きな人間はやはり自分にとって「良い人」のようだが、厳密にいえば「良い人」と「好きな人」は別であって、ならば「良い人」というのは先の例にあげた新聞販売店のSさん無為・無償の善行などであろう。早朝にクルマが側溝に落ちて困っていた。朝の新聞配達は忙しい時間帯...

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良い人…? ④

「良い人」とは何で、どんな人が「良い人」なのか。自分は「良い人」なのか…、などをいろいろ考えてきた。そうすることで、「良い人」がどんな人かを分かってきたが、前回の記事に書いた「良い人」の定義というのは、愚直なまでに心の純粋な人ではないかに至る。新聞配達中に、溝に車輪を落とした状況を見て、即座に人を集めてくれたSさんの愚直な行動である。どちらかといえば、「愚直」はあまり良い意味に使われなかったりするよ...

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良い人…? ⑤

「でしゃばり女」でありながら、「良い人」意識を自覚する女性がいる。誰とはいわぬが、事あるごとに、「誰もいわないので言わせてもらう」と勝手にでてくる。控えめで謙遜という風に映るが、自身の出しゃばり性向を、「出しゃばりではないですよ~」とフォローしているところが見え透いている。出しゃばり男や出たがり男もいるが、黙ってじっとしている方が男らしい。あちこちに顔を出して持論をぶちまけるのは、「調子者」にしか映...

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良い人…? ⑥

「あの人は良い人だ」とある人はいい、同じ人を別のある人は、「どこが良い人?」と首をかしげる。そんなことは結構あるが、考えてみれば当たり前のことかも知れない。ある映画を「良い作品」といい、別の人は「駄作だな」というのと同じこと。「良い」も「悪い」も人それぞれだ。友人にもいろいろあって、その中で自分がもっとも親しい友人を「親友」という。親友というからには「良い」と思ってる友人だろうが、「悪友」というのは...

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良い人…? ⑦

「良い友(親友)とは、自分に最大の孤独を与えてくれる」といったが、孤独というものは必ずしも独りぽっちでいるという意味ではない。孤独を怖れる人間は沢山の友人を持っていても、一人でいるときは孤独感に襲われる。が、孤独を怖れぬ者にそれはない。自分がいいたいのは、どんなに親しい友であれ、一人の人間の生き方というものを明確に示すことなどできない。人間というものは本来孤独である。どんな人間でも例外なく、それぞれ...

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良い人…? ⑧

あることを「知らない」といった時に、「そんなことも知らないのか?」といわれたことがある。頻繁にある。「そんな言われ方されると腹が立つ」とか、「切れる」とか、「バカにされた気がする」などという奴もいる。「そんな言い方しないでもいいだろ?」と言い返す者もいる。自分はどれでもない。そんな言い方をする人間に好人物などいたためしがないからだ。そういう言い方をする奴ってのは、「自分が知っていることは相手も知って...

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「格差」の本質

人はどのように生きたとしても、「よき人生だった」とするのが死へのはなむけ言葉となる。ジョブズはこう残した。「私が勝ち取った多額の富は、私が死ぬ時に一緒に持っていけないが、愛は持っていける。...

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隣は何をする人ぞ

言葉から連想するのは、「秋深し(き)」に連なる芭蕉の句。正しいのは、「秋深し」なのか、「秋深き」なのか?この句を詠んだ頃の芭蕉は最晩年にあった。彼が世を去ったのが元禄7年(1964)10月12日。上の句を詠んだのは同年9月28日だから死の2週間ほど前である。病床にあるこのとき、芭蕉を励ますことを目的で句会が予定されたが、芭蕉は出席できなかった。それもあってか、芭蕉は上の俳句を弟子に託した。芭蕉の出席...

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死の本質について…

いくら考えてみたところで死が何かは分からない。分かるだろうことといえば、見えるもの、聞こえるもの、触れるもの、香るもの、味わうもの、それら一切とおさらばだなと。死を体験するとはこういうことだろう。我々が見聞きで知る死とは実体ばかりで。体験といいながらも体験とは言わない死の本質について、それを知りたくあれやこれやと考えるのだが…いつの日か分からぬが自分は間違いなく死ぬ。どうするこうするといっても、死を...

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死んでも体験できない「死」

「昭和十年十二月十日にぼくは不完全な死体として生まれ、何十年かゝって完全な死体となるのである」。知る人は少なくない寺山修司の有名な一文である。これにはさまざまな解釈がなされている。「人生を反転させ、裏返して見、望遠鏡をさかさまにして見るような、近くは遠く、遠くは近いという、覗き穴からの視線であり、寺山らしいパラドシカルな言葉である」というもの。別の解釈として、「完全な死体とは自分が望んだ完全な生き方...

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死・死後・霊魂

どれほどの数の人間がいようとも、人は確実に死ぬということに異論をはさむものはいない。問題は死んだらどうなる?どこにいくのかということだろうが、当たり前に考えるなら、死ねば棺桶に入れられ、坊さんがお経をあげたのちに火葬場で焼かれて灰になる。残った少しばかりの骨を骨壺に入れてお墓の中に入る。湿気の多い墓の中で骨は溶けて水になる。溶けて水になった骨を見たことがある。分かりやすいのは押し入れやクローゼットな...

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孫が母と祖母を殺害(容疑)

5日午前9時半時半ごろ、島根県出雲市知井宮町の会社員、原圭司さん(50)方で、原さんの母親の安枝さん(82)が血を流して倒れているのを訪ねてきた親族が見つけ、119番通報した。出雲署員が原さんの妻の圭子さん(46)も同様に倒れているのを見つけたが、いずれも死亡。県警は任意で事情を聴いていた原さんの次男、聡悟容疑者(21)を6日未明に安枝さんに対する殺人容疑で逮捕した。県警によると、聡悟容疑者は「祖母...

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死後の世界とは…

「不治の病」とされた多くの疾病も、医療の進歩で治癒率があがった。「不治の病」を本人には告知しないのが良いとされた。不治であるがゆえの配慮という考えだが、これは生命を愚弄しているといわれだした。人には死ぬ権利と生きる権利の他に知る権利がある。すべての権利が義務を伴うように、知る権利という義務は、事実を受け入れるという義務であろう。医師の告知義務がいわれた当初、それでも医師は患者を選んだ。年端もいかない...

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冒険に死す

もし、人が生命の意味を発見するとしたら、「求道」だったり、「快楽」だったりではなかろうか。他にも人生の意味はあっても、大きくこの二つには人を没我の境地に誘う魔力がある。「求道」は分かりやすいが、「快楽」は多岐に及んでいる。海で泳ぐも山に登るも道を歩くも走るも広義の快楽である。泳ぐが高度になれば潜水、登山が断崖絶壁に向かえば快楽は増幅する。冒険家というのも求道家だろう。アムンゼンとスコットによる南極探...

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孫が祖父を殺害

8日午後71時53分ごろ、金沢市八田町東、無職北嶋誠吉さん(71)方から、北嶋さんが死んでいると110番があった。金沢東署は首にひもが巻かれた状態で北嶋さんが死亡しているのを確認、殺人事件として捜査を開始。同日夜、同居する孫で無職の祥太容疑者(23)を殺人容疑で緊急逮捕した。北嶋さんは祥太容疑者と、その弟(21)との3人暮らし。帰宅した弟が発見し通報した。同署は、行方が分からなくなっていた祥太容疑者...

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いじめが増加している

何ということだ。これだけいじめ問題が言われながら、それでもいじめが増加傾向にあることに驚かずにいられない。文科省が10月26日に発表した調査結果によると、2016年度に学校で認知されたいじめ件数が前年度より9万8000件あまり増加し、32万3808件だったことがわかった。新聞各紙の見出しもそれ一色となったが、手をうっているのか、打つ手がないのか、どっちなのだ。■いじめ過去最多、9万件増の32万件…1...

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信仰と思考

加藤諦三に『考えること』という著作がある。43年前の1975年刊行になるが、そのなかに以下のくだりがある。「何を考えるかが大切なように、如何に考えるかもまた大切である。他人に馬鹿にされたくないという自我防衛の強い人間は、如何に自尊心が傷つかないようにするかという自分の立場と利益だけでは、どんなに考えても自由に考えているとはいえない」。加藤のいう、「己の自尊心を守る思考にいい考えなどない。自尊心を捨て...

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信仰と思考 ②

自尊心を守るための思考はよくないというのは成り立つ。そもそも自尊心とは、自分の存在自体を自身で愛おしいと思え、本当の意味で自分を大切にできる感情であり、自尊心が高い人は正しい自己評価でき、自信と安定感がある。文中の、「本当の意味で自分を大切に」や、「正しい自己評価ができ」という点からみて、これに該当するしない自尊心もある。自分の考えが正しくないと知りながら、それでも譲れないのは自尊心を超えたナルシズ...

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信仰と思考 ③

宗教を信じる者と信じない者との違いはなんだろう。それぞれに生き方の違いがでるのだろうか?自分の周囲には様々な宗教を糧に生きる者はいるが、特別変わったところもなく、話が合わないこともなく、いつどのような時にどのような形で違いがあらわれるのか、意識したこともない。宗教を信じてどのような得があるのかがさっぱり見えない分からない。神を信じる者と信じない者の違いはなんだろうか。自分は神を信じないが、それだけで...

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安心は「神話」 ①

「天地創造は神話ではない。列記とした事実である」という人がいる。聖書を信じる人もだが、聖書の記述が真実である確証はない。ここに来たある人が、「人の数だけあるものことが【事実】」。「誰が、何時、何処から見ても、たった1つの結果となるものことが【真実】」とし、「貴殿は女性週刊誌並みの寄稿などせず、真実を投稿し給え」と拙者のブログ批判をした。他人の批判はその人のものであるから好きにいえばよい。「私は真実し...

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