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Channel: 死ぬまで生きよう!
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家族を美化したところで… ③

金美齢の『家族という名のクスリ』には、長ったらしい副題がある。「家庭ほど安らぐ場所はない...

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「学者バカ」という言葉

表題を、「学者バカ」とせず、「学者バカという言葉」にしたのには理由がある。「学者バカ」というのは比喩であり、核心でもあるが、専門分野においては知識も多く、さすが学者であるが、そういう学者も一般人から得るものはあっていい。それすらなく、威張っている学者、素人をつかまえて、バカ呼ばわりする学者、そういう学者を自分は「バカ学者」と呼んでいる。哲学者カントは、学者だけが人間として偉いのだと己惚れていた。そし...

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「学者バカ」という言葉 ②

昨日とは内容を変えて、学者はどうあるべきかを考えてみる。どういう学者がいてもいいし、学者は腐っても学者だろうから、自分の考えは個人的なものだ。浅見は『にせユダヤ人と日本人』を執筆する前の1980年9月13日、某出版社の斡旋にて未公開ながら山本七平と対談を行っている。未公開という条件もあってか、この対談は録音されたが公にされていない。未公開という条件は、対談当事者や関係者を含む全員が硬く口をつぐむとい...

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現人神と大権現 ①

現人神とは天皇のことをいった。現人神が現存する時代の人にとって、現人神は天皇ではなく現人神そのものであった。近年は、「神」という言葉が安っぽい。ある格闘家を、「神の子kid」といい、とある野球選手を、「神ってる」という。戦前にいう、「神」の価値観とは畏れ多き違いである。価値とは何?価値観とは何だ?ふと浮かんだのがある乞食の言葉。ある人が乞食に物を恵んだ。人はある人を誉めた。すると乞食は言った。「もら...

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現人神と大権現 ②

古事記に、「オオクニヌシの国譲り」という物語がある。オオクニヌシとは、「因幡の白兎」の大黒様。大黒様とは本来は大黒天であり、なぜか大国主命(オオクニヌシノミコト)の大国(だいこく)と重なったことで、大国主命が大黒天として信仰されることになった。そのオオクニヌシの尽力で、実り豊かな国、葦原中国(あしはらのなかつくに)が出雲の地に成った。ところが、神々のおわす高天原を治めるアマテラスは、この国は我が子が...

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昨夜の夢は、官兵衛と大膳

2014年度のNHK大河ドラマは、『軍師官兵衛』であった。JA鹿児島に勤める知人が、官兵衛居城の豊前中津城(大分県)詣での団体旅行の付き添いで数度行ったという。行ったというより行かされただが、ほとんどが高齢者だったそうだ。大河ドラマ放送がその舞台となる地域にもたらす経済効果は、概ね100億円を上回ると言われるが、200億円を超える推計もある。2004~2014年までの10年間の図表をみると、2010...

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もしも明日があるならば…

「歴史に、『もし』はない」と言われる。「もし」の話は、どうとでも展開できるから答えがない。「だからつまらない」と言うことだが、それはそれで一つの考えであろう。よく聞かされた話に、「私たち夫婦は運命の糸で結ばれていた。だって、何千万人の中から選ばれたんだもん」というのがある。「過去はすべて必然だ」というのも一つの考えに過ぎない。そういう話になると、「そんなバカな…」といつも自分は否定していた。「運命は...

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良と悪。何食わぬ顔の姉…

悪妻という響きは世の妻にどのように受け止められるのだろうか?「わたしには当てはまらない」、「関係ないわ」あるいは、「わたしもじゅうぶん悪妻かも」あるいは、「悪妻ってなんなの?よくわからない」などなど…、男の側からの想像だ。確かに悪妻が何を定義するかは人それぞれではないか。良妻の定義もである。要するに、「良悪」は主観であるということ。「あの映画は良かった」、「あの子は悪い子だ」、「彼女は良い性格だ」、...

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価値についての考察 ①

価値とは、或るものを他のものよりも上位に位置づける理由となる性質、人間の肉体的、精神的欲求を満たす性質、あるいは、真・善・美・愛・仁など人間社会の存続にプラスの普遍性をもつと考えられる概念の総称とある。したがって、価値観とは善・悪、好ましいこと・好ましくないこと、といった価値を判断するときの、根底となるものの見方や尺度をいう。...

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価値についての考察 ②

いつの時代にも離婚はある。運命論者に言わせれば、それも生まれながらに決まっていたことになる。人間はどうあがいても、いかに努力しても、運命に逆らうことはできない。運命論者の考えはそれでいいとし、そういうものだとする。苦しくて辛い努力の積み重ねで手にした五輪のメダリストや、スポーツ競技の選手たちに頭が下がる。彼らはなるべくしてなった?すべては運命の導くところであったなどと、言ってしまえる人間の無責任さに...

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価値についての考察 ③

自分が誰を好きで誰が嫌いか、を分からない人はいないだろうが、いるとすれば人として壊れている。ただ、物事を曖昧にする人はいる。物事を曖昧にする人は、争いを好まぬ人。嫌いな人間に表立った物言いをせず、態度もみせず、曖昧にすれば人間関係の火種とはならないということだろうが、若い時分にはこういう人間が不思議で仕方がなかった。ならばと、「自分のことはどうだ?自分を好きなのか?」と聞けば、自分のことは好きだとい...

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回想と未来についての考察

長幼とは、年長者と年少者。また、大人と子どもをいうが、親と子にも当てはまる。「長幼の序」の「序」とはいうまでもない、「秩序」のことをいう。年長であることをいいことに、威張り腐っていいわけはない。親は子の健やかな成長の妨げになってはならない。そのように考えると、教師は生徒の、師は弟子の、上司は部下にどうあるべきか正されるハズ。「正される」としたのは、現実には長が幼を制するという現実がある。儒教思想の問...

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回想と未来についての考察 ②

「過去と未来」ではなく、「回想と未来」にした理由は、「過去」が所有する範囲があまりに多すぎるからで、「回想」なら自身の周辺や人生に特化した範囲で語ることができる。正しくは、「過去の回想」かも知れない。『回想録』なる書物がある。想うだけでなく書き置く以上は記録に分類される。過去の日記とは違って、その都度書き留めていたものではない。日記は時々の出来事をその時点で書き置いているわけだから、数十年前の事柄を...

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「恋愛」はこの世の花…

映画『卒業』のインパクトは半端なかった。余韻とでもいうのか、アレコレ思考が脳を巡るゆえに名作であろう。アメリカン・ニューシネマのいいところは、アンチ・ヒーロー、アンチ・ハッピーエンドというリアルさにあった。『卒業』しかり、『明日に向かって撃て!』しかり…。キャサリン・ロスは、上記二作品に出演していた。彼女の地味で自然な演技に好感を抱く。有名な『卒業』のラスト。教会で、「ベ~ン!」となりふり構わず絶叫...

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「恋愛」は人生の花

安吾は、「恋愛は人生の花」といった。が、昨日の表題はあえて、「恋愛はこの世の花」とした。「恋愛は人生を彩る花」に対して後者は、「恋愛はこの世の中で存在する事象であり、男女の世界を彩るもの」といういみである。島倉千代子のヒット曲『愛のさざなみ』の冒頭歌詞は、「この世に神様が本当にいるなら、あなたに抱かれてわたしは死にたい」とある。「あなた」は神様ではなく、神様に抱かれたいでもなく、「神様、どうか彼に愛...

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「恋愛」は人生の花 ②

「恋愛とはいかなるものか、私はよく知らない」。これは自分が唯一読んだ坂口安吾の『恋愛論』なる表題の冒頭の書き出しである。さも分かったように恋愛を語る人間の多い中で、"恋愛がなにかを知らない"というところが彼らしい。知らないもの、知らないことを書けるのか?という野次は的外れであり、知らないから問題提起をできるし、だから書けるのだろう。「論」とは評論であり、「恋愛小説」の類ではない。恋愛小説も読んだこと...

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「恋愛」は人生の花 ③

恋愛賛美は若い人に与えられた特権ではない。かと言って、「老いらくの恋」を奨励するのでもない。恋愛は万人共有の共感現象といいたいわけだが、恋愛否定論者はおそらくいるであろう。恋愛は男女の愛情を育むが、愛憎を芽生えさせることもある。恋愛否定者には、恋愛による苦い体験を含む何らかの愛憎劇のようなものがあったのかも知れない。若いころに、「恋愛の目的は結婚である」という友人がいたが、恋愛に目的があるのか?とい...

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かまぼこ板の贅沢

ピーマンとかまぼこをオリーブオイルで炒めて、ウスターソースをかけて食べると美味しい。ピーマンの薬味にかまぼこの甘さがマッチし、それをウスターソースが溶け合えば味のハーモニー。簡単すぎる一品だが、果たしてこれを料理というのか?炒め物とはこうしたものだろう。料理であるかないかの自己問答なら、目玉焼きもゆで卵も料理とはいいにくい。一人前だがピーマン5~6個は使う。幅1cmくらいに切り、かまぼこは3分の2ほ...

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豆腐88円の贅沢 ①

子どもの頃に嫌いだった豆腐は、大人になっても好きな食材でなかった。すき焼きに木綿の焼き豆腐は定番だが、入れるには入れるが豆腐は箸が避ける。大体豆腐やこんにゃくには味がなさすぎだし、それが好きになれない理由のようだ。おでんのこんにゃくは食べた記憶がない。ところが、40代、50代頃になると嗜好が変わるのか、豆腐やこんにゃくに手がつくようになる。好きな物、美味しい物だけを食べるだけではよくない。バランスを...

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豆腐88円の贅沢 ②

それにしても豆腐というのは不思議な食材である。「それにつけてもおやつはカール!」というCMで、かっぱえびせんと同様に国民のおやつだったカールが、売り上げを落とし、ついには関西以西のみの販売となった。発売開始50年も経てば消費者の嗜好も変わるだろう。カールはポップコーンに着想を得、日本初のスナック(菓子ではない)との触れ込みだった。それにつけても豆腐が食卓から消えることはおそらくないだろう。特に冷やや...

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