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Channel: 死ぬまで生きよう!
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哲学とは「知」を愛する事

哲学は面白い。が、「哲学のどこが面白いのか?」と問われるとどうなのか?答えに窮する。以前マンガ好きに、「マンガのどこが面白いんだ?」と聞いたら、「面白いから面白い」と答えた。子どものような言い方だが、よくよく考えると、「理屈じゃない」という風にも聞こえる。ならば「面白いから面白い」は、なるほど的な答えである。面白いものに理屈はいらない。ビートルズ旋風が巻き起こったころ、大人たちはこぞって、「あんな騒...

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哲学とは「知」を愛する事 ②

「遊びは一生懸命、学びは遊び心で」。「学びながら遊び、遊びながら学ぶ」と捉えて実践してきたし、ブログも、だから続いている。人間には自ら気づかない、開発されていない感覚や能力がたくさんあるはずで、これを開墾することこそ人間の生きる意義であり生きる目的かも知れない。確かに学問から発見するものは多い。それらを知識といい、知識は使えば役にたつ。小説を読むだけで発見がある。物語中の知らない場所や土地を知識とし...

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哲学とは「知」を愛する事 ③

「すごいね~、根詰めてやってるわりにナイスがない…」、「コメントも少ない」などブログの感想だ。「根詰めて」という言葉、どれだけ言われたことか。逆に人には一度も言ったことがない。なぜなら、「根詰めて」なにかをするって人を見たことがないからで、まあ一生懸命にやる人は数多く見たが、別に賛美することでもない、批判することでもないのは分かりきった事。人が一生懸命にやるのは自分自身のためにであって、他人が「凄い...

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哲学とは「知」を愛する事 ④

難しい哲学用語を排除したデカルトの真の目的は、自らの掲げる真理を広く多くの人々に受け入れてもらえることで、そのために「知のデモクラシー」を主張したが、良識や理性がすべての人に備わっているそのことに人々が同意するだけではうまくいかなかった。誰にも理性があるといっても、人殺しはなくならない。正しく導くといっても従わぬ者もいる。首に縄をつけて説教を聞かすわけにもいかないし、無理やり塾に押し込んでも学力が伸...

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哲学とは「知」を愛する事 ⑤

「人間とは何か?」これは哲学的な問いの最たるものではないか。だから、これに答えを出せるのが哲学者である。デカルトは動物は機械だといった。時計などの機械は部品の組み合せで規則的な動きをするが、...

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哲学とは「知」を愛する事 ⑥

「人間とは何か?」と問えば、「動物じゃないよ」と答えらる小学生もいよう。もう少し上になると、「人間だって動物だろ?」という反論はくる。デカルトやカント、ニーチェなどのような、高貴・高尚な考察はできかねるが、自分も、「人間とは何?」について考えたこともある。というより、「いったい人間は何をしたいのか?」それこそが人間なのでは?と考えた。年代によって人間観も変わってきたが、今問われる、「何がしたいか?」...

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哲学とは「知」を愛する事 ⑦

宇宙がビッグバンで始まったとされるが、ビッグバン前にはどうなっていたのか?様々に考察されたが、ビッグバン以前には極小だった宇宙全体が、一瞬で急膨張する「インフレーション」現象が起きていたとする説が、宇宙誕生の謎を説明する理論として有力視されている。2014年3月、インフレーションが起きていたことを示す証拠を発見したニュースが世界を駆け巡った。米ハーバード・スミソニアン天体物理学センターなどの研究グル...

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哲学とは「知」を愛する事 ⑧

ドストエフスキーは哲学者ではないけれども、「人間とは何か?」という巨大且つ哲学的な問いに心血を注いだ思想家であり、小説家である。彼の『地下室の手記』(原題『地下生活者の手記』)は、一度読んだ後に誰かに貸したまま行け不明になったが、異様で哲学的な内容であった。ネットの立ち読みフロアで読むと、かつて読んだ記憶とは大きく異なっていた。人間の内的世界を深く掘り下げた、『死の家の記録』から代表作、『罪と罰』へ...

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生きるは健康、健康は遊び

   1日 28486歩 19370m   90/分    2日 14325歩   9741m    83     4日  24583歩   16716m    88    5日  18319歩   12456m    89    6日   9519歩   6472m   88    7日 10486歩   7130m   85     8日   5179歩    3521m   85     9日...

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哲学とは「知」を愛する事 ⑨

様々な哲学者がいるが、「パスカルの原理」として物理の教科書に出るあのパスカルが、哲学者であるを知ってビックリ、アルキメデス以来の早熟の天才ぶりを発揮するパスカルの才能は多分野に及んでいた。「我思うゆえに、我あり」と、「人間は考える葦である」と、これはもう世界中の誰もが知っているように、どちらも同じ程度に有名な哲学者の言葉である。「天は人の上に人を作らず…」の言葉は、世界的周知というより、日本だけで有...

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哲学とは「知」を愛する事 ⑩

『パンセ』の別名が『キリスト教擁教論』であったとしても、これまで多くの人に読みつがれ、感動を与え続けたのは『キリスト教擁教論』とは思えない内容でしょう。他の外国人はともかく、特に宗教心の薄い日本人は、『パンセ』を半分しか読まない。これでいいのか悪いのかはさて、推理小説を最後から読もうが中間から読もうが、読み手の問題なら、『パンセ』もしかり。昔、LPレコードを買ったのはいいが、聴きたい曲ばかり聴き、聴...

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哲学とは「知」を愛する事 ⑪

「人間は生まれながらの死刑囚である」と、パスカル。言い方はともかく、一切の動物は死を待つ。死刑を宣告されたように、悲しみと絶望のなかで互いに顔を見合わせながら、自分の番がくるのを待っている。これが人間だ。というの悲観主義が、「生」に強い執着とあくなき幸福追求欲をもたらす。人間が幸せになるなら不死でなければならない。パスカルの幸福論は神秘的領域へ踏み込んでいくが、彼は理性より心情に訴えかける。「理性の...

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哲学とは「知」を愛する事 ⑫

いかなる哲学者も、哲学者である前に、現実の生活を生きた一人の人間である。食って、寝て、出して、という世俗的な言い方もするが、人並みに恋もアレもしたはずだが、不思議なことに多くの哲学者は独身を通している。デカルト、カント、ショーペンハウエル、ニーチェ、キルケゴール、パスカルなどの有名人はみんな独身である。が、恋をしなかったわけではない。ニーチェは生涯に2度求婚している。キルケゴールは婚約までしながら、...

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哲学とは「知」を愛する事 ⑬

哲学とは、哲学者の思索や思考のみならず、生きることで起こるすべての事象。個々の人生観や世界観、何かの問題に対する是か非かの答え、何が正しい、正しくない、というような、正解があるようでないような複雑な人間関係や恋愛や子育てに類するすべてのこと。例えば、「得ようとして求めた愛はいい、求めずして与えられた愛はさらにいい」なども哲学的思考だ。考えるのは面白い。なぜなら事象は複雑であり、正しいことは直感的に判...

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最後の一族旅行か?

『家族』という映画があった。「家族」のことを描いているが、家族は変貌し、流転する。家族が一つの形にとどまっていることはない。家族は生まれ、家族は死ぬ。よって、家族は増え家族は減る。自分が家長であるところの家族だが、子どもたちはみな独立し、もはや家の族となってない。よって家族は減ったが、それぞれ婚姻することで、姻族は増えたことになる。家族、親族、姻族、血族などの言葉は正しく理解されているのだろうか?と...

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なぜ犯罪者になるのか? ⑤

毎日毎日、犯罪が繰り返されている。世界の各国で、昨日も犯罪、今日も犯罪、明日も同じように犯罪は繰り返されるだろう。軽微な犯罪から重大な犯罪、個人の犯罪から国家ぐるみの犯罪、人のいるところに犯罪のない場所はない。イエスは天上に犯罪はないとした。釈迦の仏教にも、「浄土」という言葉がある。嘘か真か、「ある」というものを、「ない」と覆す明確な根拠がない以上、否定はできない。「なぜ犯罪者になるのか?」というよ...

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なぜ犯罪者になるのか? ⑥

卓球女子日本が銅メダルを取った。にしても、卓球は観る側も緊張して力が入るし、気づいたら拳を握っていたり…。狭い卓の上でスピード感溢れる応酬がそうさせる。強いから勝ったのか、勝ったから強いのか、という設問を自らに課す。自分は後者の、「勝ったから強い」とする。理由は、「強いから勝つとは限らない」し、だから勝ったものが強かったとなる。が、さらなる思考をするに、「勝ったから強い」も正しくない。なぜなら、強い...

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自由と公序良俗

オリンピックなどの国際的な競技に国家が絡むことは避けられない事情もあるが、個人の人間性を無視してサイボーグを造ることは許されない。が、昨今の情勢はそういう傾向に向かっている。これを監視し、歯止めをかけるべく団体もあるにはあるが、問題はいかにして自制心を働かせるかであろう。選手個人も強くなりたいし、国家も威信をかける。その共依存体質が不正の温床だ。「国家あっての個人」なのか、「個人あっての国家」なのか...

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ヒーロー談義

むかしむかし、パソコンちまちま普及のころ、インターネットなる言葉がちょぼちょぼメディアに出てくる前、マイクロソフトがネット内に「フォーラム」という「場」提供していた。フォーラムとは、古代ローマ時代にあった集会用の広場が語源で、ネット創世記にパソコン通信のネットワーク内に設定された様々なジャンルのフォーラムには夜な夜な人が集まってきた。正式には、「フォーラムディスカッション」といい、集団討議の形式のひ...

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中村紘子さん他界(享年72歳)

先月26日、ピアニストの中村紘子が亡くなった。彼女が夫の庄司薫氏とともに、大腸がんの治療に専念するとして、演奏活動の休止を事務所が伝えたの昨年8月。中村は2014年に腸閉塞の手術を受けており、その時の内視鏡検査で大腸がんが見つかり、この時点の進行度合いはステージ2だったが、手術はせず、抗がん剤治療を受けながら演奏活動を続けていたという。しかし、抗がん剤の副作用は大きく、体に力が入らない、暗譜が飛ぶ、...

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