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Channel: 死ぬまで生きよう!
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「元少年A」に絶句

「すべてのオトナはみんな子どもだったはず…。なのに、どうしてオトナになったらかつての子ども時代を忘れてしまうのだろうか?」これが自分がオトナになったとき、子を持った親になったとき、絶対に揺るがせてはならない強い思いだった。ビートルズやエレキを不良の音楽とバカにされて哀しい思いをしたとき、親にいたぶられて辛い思いをしたとき、強く言葉を噛みしめた。「絶対にこんなオトナにはならん。こんな親に自分はならん」...

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「元少年A」に絶句 ②

ネット時代ということもあって、否が応でも元少年Aの手記に対する批判が聴こえてくる。論点を明確にした批判以上に、「外道」、「反省ナシ」、「人間のクズ」、「人殺しをネタに金儲け」、「何処まで被害者をいたぶる?」などの非難も多い。どこかのバカが書くだろうと思っていた、「読まずに文句だけ言ってんのかっ?読んでねぇなら読んでから文句を言えよ!」もあった。読まずに文句を言う代表としていえば、「文句」を言わない人...

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「元少年A」に絶句 ③

未解決事件のなかでも謎の多い「三億円事件」が発生したのは1968年12月10日、公訴時効が成立したのが1975年12月10日であった。この事件については酒席・宴席でしばしば話題になったが、時効前にこんなことを言ったりした。「犯人は出版社に手記執筆を持ちかけたら、凄く売れると思うけどな。やってくれんかな~、印税収入は3億円どころじゃないだろう」結局、犯人は動かず手記は実現しなかったが、時効成立後に三億...

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自由意思とは何か

「自分が何をしようが自分の勝手、自分の自由」という考えは、「他人が何をしようが他人の勝手、他人の自由」に置き換えられる。対象を変えただけで何も変わらないが、前者を肯定し、後者を否定する人はバカか無知かであろう。が、こういう人間を総称して、"ジコチュー"と呼ぶ。自分が自分であり、自分が他人でない以上、ジコチューは人間の本来的な姿。囚われた人たちが自由を求め、自由を実現していった歴史を顧みれば、自由の素...

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少年A追想

『絶歌』を読む気はないし、読んではないが、ネットから断片的に伝わって来る。彼の言葉は、コレが15歳で2人の児童を惨殺した人間の18年後か?というより、32歳になってなお自己中人間なのかという呆れだ。おそらく彼には自分以外の人間の心を想像・配慮する能力が低いようだが、それは強いナルシズムに起因すると思われる。元少年Aは32歳にしてなお中二病である。中二病とは、中学二年生(14歳前後)で発症することが多...

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少年A狂想曲

狂想曲は、特定の出来事に対して人々が大騒ぎする様子を描写する際に用いられる言葉。書籍の題名として用いられたりもするが、多くの場合、本質を見失った議論になっていたことを皮肉って使われることが多い。とすれば、自分の「少年A狂想曲」というのは、本質を見失った議論がされているということか?いや、そうではない。そもそも「本質」が何かを自分は指摘できない。「被害者遺族の心情無視で出版された」、「アメリカの法律『...

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少年A狂詩曲

狂想曲を世俗用語で、「特定の出来事に対して人々が大騒ぎする様子を描写する際に用いられる言葉」と書いたが、音楽のジャンルでいう狂想曲はカプリッチョ(伊: capriccio)の訳で、現在は奇想曲という名を使う。以前は狂想という用語を使っていたが、すべて奇想曲に統一された。では日本語にいう「狂想」と「奇想」では、どう意味が違うのだろうか?「狂想」⇒常識はずれでまとまりのない考え。また、...

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少年Aエピローグ

先日、書店でふと懐かしい女性の名を目にした。下重暁子である。彼女の著書が平積みされており、懐かしさもあって著書をぱらぱらめくってみた。書籍のタイトルは『家族という病』(幻冬舎新書)である。彼女が書き物をしているのは今日の今まで知らなかったが、後で検索するとかなりの数の著書がある。数は数えなかったがタイトルに「女」という字が目立った。「女」のつく著作のみ数えてみたら32冊あった。その中でも数を占めてい...

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少年Aエピローグ ②

『家族という病』は買わなかったし、最近、書店にいっても「買いたい」、「買おうかな」という本が見つからない。それより、自分の中にある本をあれこれ引っ張り出す方が楽しいし、面白い。書く作業は客観的になれる。書くという行為は主観的だが、書きながら読む、書いたものを読む、というのは客観的な行動である。ピアニストの内田光子がこのように言っていた。「なぜピアノを弾くかといえば、聴きたいから弾くんです。弾く行為は...

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少年Aエピローグ ③

少年Aに関心を持つのは、人間が社会的動物で、社会から影響を受け、また社会の中で育つことを考えると、社会の様々な問題を思考するのは、既婚・独身、あるいは老若男女の区別はない。独身者にとっては予習となり、既婚者や子を持つ親にとっては、子の年齢によっては予習にもなるし、復習にもなろう。思春期児童を持つ親は悩みの只中で学習となろう。社会は雑多である。家庭と言えども、家庭の数だけさまざまな家庭がある。他人の考...

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「自殺」について

過去、たくさんの自殺に遭遇した。身近な自殺もあったが、遠い人の自殺が圧倒的に多かった。人は自分に近い人が死ぬと深い悲しみにおそわれるが、著名な人でもさほど縁もゆかりもない人の死にそれほどの悲しみは抱かない。「なぜ自殺をするのだろうか?」と、漠然と考えることはある。考えてみたところで、「死にたいから死ぬのだ」という答しか見当たらない。ある奴は、「死にたくはないけど、自殺する奴もいるんじゃないか?」と言...

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「自殺」について ②

我々は、大人も子どもも、バカも利口も、貧者も富者も、死ぬという事においては平等であるが、死の年齢においては不平等である。生まれてすぐに死ぬ子もいれば、10歳で生を終える少年、20歳で命を落す青年、40歳で亡くなる壮年者、80歳で元気なお年寄りも、100歳まで生きるお年寄りもいるわけだ。これらの違いの原因を「運命」とすれば簡単にケリがつく。「運命」という言葉は便利だとつくづく思う。上記を「運命」という...

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「自殺」について ③

25日午前6時半頃、神奈川県横浜市青葉区の東急田園都市線「たまプラーザ駅」で、都内の私立中学3年生の女子生徒が電車にはねられ死亡した。女子生徒がホームから線路内に小走りで飛び込む様子が防犯カメラに映っていて、同様の目撃情報から自殺とみられている。女子生徒は制服姿で登校中とみられ、ホームには通学カバンが残されていた。母親は「普段と同じ時間に家を出た」と話している。自殺の記事を書いている最中に、なんとも...

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「自殺」について ④

さて、昨日6月26日は何の日であろうか?「何かの起こった日」というのは、ナゾナゾ的答え方のようだ。で、正解は「長女の誕生日」である。○○家限定のローカルなクイズだが、では、6月24日は何の日だ?ヒントは、誰かの死んだ日。これで分かる人は余程の知識人?というより、余程のファンであろう。第二ヒントは、1969年6月24日である。第三ヒントは、自殺である。第4ヒントは、当時20歳の女子大生である。第5ヒン...

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「自殺」について ⑤

年功者が「今の若いもんは…」という言い方をするときは、大概において、批判や非難の場合である。同じことをしてしまって(言ってしまって)は、自分たちが若いときに感じた、"くそったれオヤジども"と、同じムジナになるので、つとめて言わないようにしている。言わない=思わないではないし、時代の移り変わりに伴う違いは、当然にあるわけだから、以下のように言う。我々はもはや大人になったが、今の時代の若者と自分たち世代...

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「自殺」について ⑥

"人を殺すのはよくない"理由の中に、"人を殺すのは自分を殺すことになるから"というのがあった。酒鬼薔薇こと元少年Aも「(人を殺すのが)どうしていけないのかは、わかりません。でも絶対に、絶対にしないでください。もしやったら、あなたが想像しているよりもずっと、あなた自身が苦しむことになるのです」といっている。実際に人を殺した人間として説得力がある?「ある」と答えた人に驚いた。元少年Aの答を「説得力がある...

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「自殺」について ⑦

人間が基本的に姑息なのは、親や教師が子どもや生徒を姑息になるように教育するからではないか?それを教育というのかは異論のあるところだが、教育が「教え」、「育む」を旨とするなら、「姑息」を教え、育んでいるのであろう。どんな子どもであれ、親にどう対処すれば、機嫌がよくなるかを知っている。生徒はどういう作文を書いたら教師が喜ぶか知っている。子どもや生徒に暗黙にオトナの価値観を要求し、子どもたちがその要求に答...

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やはり、ワカランことは分かりたい

自殺はワカランといいながらも、新幹線車内で焼身自殺という、前代未聞の、特異な、信じ難い、自殺について脳が反応する。多くの人が「自殺の理由」、「他殺の理由」を述べている。人の主張もイロイロあるように、考えればそれなりに自己の考えも少なからずまとまるかも知れない。誰がこんな自体、こんな自殺を想像できるだろう?が、現実に起こった。「オカシなことをするもんだな…」と結論すれば、どんなにオカシなこともそれで済...

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ワカランことを、分かったところで…

走行中の新幹線の車内で灯油を頭からかぶり、焼身自殺を計るという、なんとも不可解極まりない事件があった。30日、JR東海道新幹線「のぞみ」車内での焼身自殺事件は、2人が死亡、26人が重軽傷を負った。午前11時半。「危ないから出て行け」。この事件で死亡した林崎春生容疑者(71)は、はこう叫ぶと手にした白のポリ容器の油のようなものを肩から胸に流した。「やめなさい」。女性客は制止したが、林崎容疑者は「あなた...

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信じれるもの、信じないもの

13日午前8時50分ごろ、岐阜県恵那市長島町正家の阿木川ダムで、乳児が湖面に浮いているのを、釣りをしていた男性が見つけて110番した。恵那署が死亡を確認した。14日に司法解剖し、詳しい死因を調べる。乳児は同県中津川市の男性会社員(33)の生後4カ月の長女。目立った外傷はなく、服を着た状態だった。ダムから約800メートル南にある公園で、母親(24)の乗用車が見つかった。無理心中の可能性があるとみて、母...

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