金の玉をもつ二人の、本当の「金の卵」は?
「ハニカミ王子」と「ハンカチ王子」。この二人の王子がマスコミの話題をさらったのはつい数年前のこと。昨今の斎藤・石川に対する声は、「なんで石川遼みたいな下手糞がもてはやされるの?」、「斎藤が一軍にあがれるのか?」など、"スポーツなんだから上手い奴がもてはやされないと駄目なんじゃないの?"の声、石川なんてマスコミから駆除すべきという声。ハンカチ王子は正に半価値になり、ハニカミ王子も「駆除しろー!」の蜂の...
View Article人妻の恋
同じ市民吹奏楽団メンバーの独身男に遊ばれた40代既婚女性が、数回の関係で突然終わりを告げられたそうだ。遊ばれたとはそういう事をいうのであって、彼女は相手が近づく課程から愛されたと思っている。だからそうだと羞恥もなげにいうのだが、そういう結果に終っても、遊ばれたと思えない、思いたくない女のナルシズムは浅はかというしかない。それで彼女は、「自身の境遇を悲観しないではいられない」と嘆いて見せるのだが、こう...
View Article音楽昼話
「濃いね~」、「深いね~」、「重いね~」という言葉をちまちま耳にするが、ヒゲが濃いとか、川の底が深いとか、体重が重いというのではない。いずれも自分の記事(文)の内容のことだ。考えてみるに自分は会話における相手の話の内容に、「濃い」、「深い」、「重い」という形容詞をつけたことがない。なぜつけないか?理由はそのように思わないからだ。濃い内容、深い話、重い話題、という区分けは自分の中に存在しない。他にもあ...
View Article「そこらのおっさんの教え」 ①
人生経験豊富な「そこらのおっさん」に色々聞いてみるべきである。一般的に「おっさん」はオヤジといい、彼らは「オヤジギャグ」と「シモネタ」しか言わないという巷の偏見がある。そんな事はない、「そこらのおっさん」は知識の宝庫、その知識は経験に基づく有意義なものが多い。どんなことでも答えてくれ、そこらのおっさんに「分らない」という言葉はない。なぜなら、「そこらのおっさん」にとって「分らない」は恥である。最高学...
View Article「そこらのおっさんの教え」 ②
そこらのおっさんの「教え」といっても、教えたがり屋おやじのうざい押し付けかも知れんし、どうってことない単なる呟きかもしれんが、おっさんにその意識さえあれば良しとしよう。若者が年長者に教えたい事もあるだろう、おばさんが若者に言いたい事もあるだろう、で、おっさんの教えというのは、「耳をほじってよ~く聞けよ」と言うのではない。人に何かを言う時は、「お前に好き勝手なことを言うから、聞くも聞かぬも勝手にせーよ...
View Article現象としてのオカマ…本質の性は?
「『自由精神』という原型を内に宿し、それをいつか完全なまでに成熟させたり甘美なものにならせたりするはずの在る精神は、自らの決定的事件として大いなる解放を経験している。そして以前はそれだけでいっそう縛られた精神であったし、永久に自分の片隅と柱とに縛り付けられているかに見えた、と推量されてもよいであろう。何が最も固く縛るのであるか?いかなる罠がほとんど引き裂き得ないものなのであるか?高尚な選り抜きの部類...
View Article何ものにも拘束されない自由
「なおわざわざつけ加えて言う必要があろうか?つまり、これら未来の哲学者らはまた、自由な、いとも自由な精神の者であるだろうということを、――また疑いもないことながら、彼らが単に自由な精神の者であるに止まらず、むしろそれ以上のもの、より高いもの、より偉大なもの、根本的に別のものであり、誤認されたり混同されたりするのを欲しないということを。だが、こういうことによって私は、彼らに対するほとんど同様に、彼らの...
View Article世の中はまこと「ヅラ」多し
「散々暴言吐かれた。主婦がそんなに偉いのか、たかが子供ひとり育ててるくらいで親ヅラするな。お前は家にいるだけで何もしてない。ひとりで子育てできないなら最初から産むな。今後お前に一切触らないし子供も一生抱かない。まだ産後2週間だけど、1ヶ月検診過ぎたら実家に帰りたい。ほんと見損なったよ。」と、これは夫に暴言を吐かれたと言う妻の書き込みである。なぜ夫がここまでいうのかの事情は分らない。が、このような夫の...
View Article精神は物質か?
ひとえに人間とは骨格や肉のかたまりや、消化・吸収・排泄を旨とする臓器という物質でできていると同時に、精神という物質でもある。精神は物質か?ならば見せてみよといわれても、見えない物質はいくらでもある。物質の最小単位は原子と高校で教わる。原子はまた陽子、電子、中性子などの元素で構成され、陽子・中性子はさらに素粒子(クォーク)が集まったもの。したがって、宇宙が誕生したときは、まずこのクォークが生まれたと考...
View Article考える人
ロダンの有名な「考える人」を真似るわけではないが、考えるときには大体あのようなポーズになる。が、このポーズで考える時は決まってトイレで「大」をするときである。「大は小を兼ねる」のでどちらも致すが、ロダンの「考える人」の右手はなんと左足の上に乗っかっている。実際にやってみると分るが、このポーズはキツイ。こんなんでは出るものも出ないだろう。どうしてまたロダンはあのようなポーズにさせたのかといえば、無理に...
View Article「教育」の薀蓄 ①
ある現役の学習塾講師はこのように述べていた。「○○氏は塾を『教育機関』ととらえているらしいが、私は、"専門的な習い事の場"だと考えている。たとえば、学校で泳ぎ方や絵の描き方を指導され、もっとうまくなりたいからと、『スイミングスクール』や『絵画教室』に通うように、学校で習った算数や国語をさらに究めるために、『進学塾』に通うのである。すなわち、学校は生徒という『人間の成長』を軸に教科指導するのに対し、塾...
View Article「教育」の薀蓄 ②
「education」の訳は「教育」ではないと分ったところで、それで日本の教育の中身が変わることもなければ、親の意識が変わることはない。が、本当に少数の一部の親が何かの啓示らしきものを感じることはあろう。歴史年表の年代など覚えていない親が、どうして子どもにそれを覚えさせたいのか、どうしてそういう勉強の成績がよくてと喜ぶのか、サッパリ理解できない。現実社会に役立たないものを学びとして強いる疑問は、"上...
View Article香山リカという○カ
このひとがついにというか、のっぴきならぬ騒動を起こしてしまった。誰が聞いても嘘だと分る嘘を吐いたことで、彼女は人間としてもっとも大事なる信用を失墜させてしまった。発言がオカシイ、バカじゃないの、というのは主観的要素もあるわけだが、信用失墜となる「嘘」を吐いてしまったことで、長らく隠匿していた彼女の本質を万人にさらけ出してしまった。嘘の用途や質にはいろいろあるが、自身を守るためのその場限りの嘘がもっと...
View Article小保方・香山的ウソへの対応
ところで香山リカが裁判を起こすと息巻いているようだが、これはアレだな…。自分の潔白を強くアピールするためというのが見え見えだな。彼女があのツイッターの書き込みを自分が書いてないといったときの、翳った顔がすべてをものがたっている。もし、本当に自分が書いてない書き込みが自分の名で出されたら、人間はもっと驚くだろうし、怒りを露にするはずだ。チーフプロデューサーに、「香山さんが書いたものではないのですね?」...
View Article人生をパンセする
「人間は一本の葦でしかない…だが、考える葦である」。など、数々の名言が随所にある『パンセ』は、パスカルが人間の悲惨さ、偉大さについて省察した思索の書であり、魂の世界を反映した瞑想録である。冒頭の言葉を知る人は多いが、「人間は一本の葦」を含む原文を全部読んだ人は少ないであろう。結構長い一節であり、以下のように書かれている。...
View Article「教育」の薀蓄 ③
王室のお妃が高卒であるなど日本では考えられない。それでも王室に入れる国である。それでケンブリッジ大卒の皇太子とは、話題も合わなかったというが、下に合わせられないのは上に問題がある。子どもと親は30歳近くも離れているが、それでも親は対処できるだろう(出来ない親もいるが)、年齢差を見下すことなどあり得ない。親子とは言わずもがな年齢差である。いずれにしても英王室における皇太子妃の選考要件としては、頭の悪さ...
View Article好奇心としての学問
子どもが学校で教わる勉強を実務的でないと批判するのは大人の論理かも知れない。小学校に入学すればいろいろなことを教わるし、教わっていないことを教わるわけで、分らない事を教わる以上、分らないのは当たり前である。学校の勉強というのは知らないことを教わるところだから、教わったことが分らないでいいのか?いいわけない。誰からも教わらない知識を学校で教わるなら、分らないより分かった方がいいし、教師はその子が分かっ...
View Articleくらし安心クラシアン
「早漏れだけど、どうしたらいい?」と悩める友人がいた。「ああ、早漏れ、水漏れはクラシアンに電話してみな」と冗談を言った。それにしても、「くらし安心クラシアン」という取ってつけたような名前と、CM攻撃によって成長してきた会社だが、結構トラブルは多いという。しかし、情報化社会にあってはぼったくり、泣き寝入りがネットでさらされる時代である。「ぼったくり!クラシアンの罠」というサイトにいろいろ書いてあるので...
View Articleくらし安心グラシアン
「くらし安心クラシアン」というコピーは、どうやらインチキであるらしい。もっともそのようなコピーを真に受ける人間ばかりではないし、蛇口からの水漏れなどはほとんどゴムパッキンの劣化なので、日曜大工店でパッキン(200円くらい)を購入すれば簡単に交換できる。自分でやると5000円がいかに高いかが分る。水栓の原理は簡単なので難しく考えないように。「くらし安心クラシアン」がぼったくりのインチキなら、「くらし安...
View Article「後悔先に立たず」は当たり前の言葉
「もっと勉強していれば運命が変わっていたかも…」みたいなことをよく聞く。勉強して何がしかになっていたとしても背負った何かで苦しむかも知れない。有能な科学者になったから死なざるを得なかった人もいる。バカだから楽しく人生をやれた人もいる。結局何をしても、それなりの後悔はあるのだし、「後悔」という言葉を事前に消すことなどできないだろう。予備校講師だった(今もだが)林修が、「今でしょ!」という言葉を流行らせ...
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