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Channel: 死ぬまで生きよう!
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『中年論』 ③

「内助の功」という言葉は、どこからも聞こえてこなくなった。女性の社会進出が進み、性差別の助長が懸念されるため、現在ではあまり用いられず、言葉の意味すら分らない女性も多くなった昨今だが、「内助の功」とは女性本来の美しいあり方であろう。にもかかわらず、これを身につけている女性が少ないのは、女性が一歩引いて夫を支えるなどの意識がない。美しいといわれても、「冗談じゃないわよ」と。かつての女子教育は現代におい...

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『中年論』 ④

中年が背負う悩みには仕事もあれば家族のこともある。仕事が忙しいとしながら、家族に関わらない夫も少なくない。そんな中年の親たちに課題を突きつけるかのように、子どもが何らかの問題を起こすが、子どもにすれば親のために問題を起こしたのではない。実際そうであれ、突然起こした子どもの不祥事であり、問題であるなら、無関心な父親も対処せざるを得ない。問題といっても様々で、犯罪もあれば、妊娠した(させた)の性関連から...

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『中年論』 ⑤

『中年論』という表題で何を書く?当初思ったが、案ずるより産むがやすし、書いてみると結構面白い。批判アリ、賛同アリ、共感あり、否定もアリ…、「あらゆることは視点を変えるだけで形を変える」が、物が変わるのではなく、意識が変わるのだ。青春期も中年期も、「恋」は必然のものであり、それについてここにもさまざま書いた。すべては自分の視点で眺めたもの。恋愛する二人といえ、それぞれの眺める視点は同じ様に見えたとして...

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『中年論』 ⑥

中年期は仕事や生活の大きな転換期、そんな中で強い不安に襲われる。不安はこころの危険サインといわれ、意識の底には葛藤が隠れている。これらの不安は、些細なことに心配で仕方のない「精神不安」と、動悸や冷汗などを伴う「身体不安」に分けられる。後者の身体症状は自律神経の興奮によるもので、狭心症や胃腸疾患などの身体疾患と思い込む場合もある。また、不安には別の分類もあり、不安が発作のように襲う「不安発作」と、多少...

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嫉妬に思う

「人間なんて呼吸をしているだけで奇蹟。それ以外はオマケみたいなもの」と言った人がいた。人間が背負う「業」の重さ、欲の深さをいってるのだろうが、「業」の払拭に何が災いし、何が問題かを考えれば、「呼吸だけで奇蹟」なんて言い方はなされない。アレもコレもと重い荷物を背負えば立てないように、身軽になることですっきり立ち、軽快に歩きたいが、「それができない」と嘆く奴はいる。解決する気がないなら仕方がない。溜め込...

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嫉妬について ②

嫉妬についての男女の違いの研究報告があった。それによると、男性の多くは精神的な浮気より肉体的な浮気に対して強いジェラシーを感じるが、女性の多くはその逆である。これは、オスは肉体的浮気を許容すると子が自分の子であると確信できないのに対し、メスは家族を守り子育てに協力するパートナーを確保する必要があるという「本能」いよるものと推論的に説明されてきた。しかし、最新の心理学的アプローチによれば、男女のジェラ...

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「好き」の哲学

人はなぜ人を好きになるのだろうか?本能なのか、哲学的な命題なのか?異性を求めるのは生殖本能と言われても、別に子どもを作りたいわけじゃない。リンゴが好きな人が、「自分はなぜリンゴが好きなのか?」と考えるのは哲学。そういう事は考えず、リンゴを食べながら「リンゴ美味しいね。だ~い好き!」というのは哲学ではない。別に哲学的に考える必要もないが…若い頃にはこういうやり取りをする。「○○(アーチスト、芸能人など...

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こども

最近、外を歩いていると子どもに視線が行く。特に小学生ばかりに目が行く。話しかけたりもするが、小学5~6年生ともなると妙に警戒されることが多いので、下手に話しかけられない。見ていて心が和むのは1年生~4年生くらいまでか。5、6年生はもうランドセルが似合わないし、身長の高い子にランドセルは物理的にいっても酷だし、視覚的に見てもオカシイ。以前は女性に視線がいったが、最近はもっぱら小学生だ。中学生も子どもで...

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こども ②

小保方問題で揺れた理化学研究所が9月30日に、「父性の目覚め」についてのプレリリースを発表した。ほ乳類の場合、子は未発達のまま生まれてくるので、母乳を与えるなど親による子育て(養育)が欠かせない。人間は「胎児出産」といわれるように、胎児を産んでいるわけで、これは母体保護の目的もある。マウスにおいても、メスは若い時から子の世話をすることが多い。そのマウスは出産時の生理的な変化によって、さらに養育行動が...

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こども ③

最近ブームのアドラー心理学。彼はこのように述べている。「新生児の最初の行為である"母の胸から乳を飲む"という行為は、協同作業であり、母親にとっても子どもにとっても同様、こころよいものである」。精神科医のビヴァン・ブラウンはいう。「あきらかに母親とは、子どもがこの世でいちばん最初にかかわりをもつ人であり、当然、そうであるべきだ。彼女こそ最初の"個人的"関係であり、最初の"社会的"関係であり、最初の"感...

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こども ④

「子」は親子の「子」で、その場合は血のつながりのある意味での「子」をいう。幼少年期の「子ども」と、親子の「子」の区別はある。「子ども」も「子供」も同じ意味だが、「こ」+「ども」の組み合わせの文字で、「ども」は、「子ら」、「子たち」の「ら」、「たち」と同じ意味の複数を表す接尾辞である。「ものども準備はいいか」、「ものども出あえ~」などに使われる。「子ども」と、「子供」の表記でどちらが多いかといえば、圧...

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こども ⑤

 荒れ狂う波に 岸に打ち上げられた 水夫のように  人の幼な子は横たわる 大地に裸のままで口もきけず  生きるために必要なあらゆる助けを求めて まずは自然が母の子宮から  生みの苦しみによって 彼を光の縁に押し出したのだ  そして彼は 憐れな泣き声で部屋を満たす  そのような惨めさを経ることが...

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こども ⑥

 夏が過ぎ 風あざみ 誰のあこがれにさまよう  青空に残された 私の心は夏模様  夢が覚め 夜の中 永い冬が窓を閉じて  呼びかけたままで 夢はつまり 想い出のあとさき  夏まつり 宵かがり 胸のたかなりにあわせて  八月は夢花火 私の心は夏模様  目が覚めて 夢のあと  長い影が夜にのびて 星屑の空へ  夢はつまり...

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こども ⑦

驕らず、気取らず、率直な言葉に嘘はない、橋下のような人間は友人に向いている。尊敬というと仰々しいが、日本人にあって有能さを感じる一人である。子ども時代に尊敬の対象であった松下幸之助や、野口英夫のようなカリスマ性はないが、昨今の情報化時代においてカリスマ性と言われる、希薄な情報が届かない偉人・賢人は出ないのではないか。大阪の教育レベルの低下について問われ、橋下はこう述べている。「そんなもん学校じゃなく...

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こども ⑧

ハンディは能力になる。このことは以前、全盲ピア二ストについて書いたが、正確にいうと、「ハンディは能力に変えられる」である。身体的ハンディのある障害者が、常人より高い技能や能力を身につけた人がいるように、ようはやる気である。高校受験前の偏差値が44だった橋下が、70以上のトップ高校に受かったのも、母子家庭、貧乏というハンディがプラスしたのでは?受験勉強は苦しく多くの人が挫折する。自分に負けないために何...

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こども ⑨

人は簡単に子を作ることができる。特別な技量を要することなく増殖可能である。妊娠可能な体になれば誰でも子をつくれるし、親になる事ができる。子を産むには生殖可能でありさえすればいいだけのことだし、子を産めば同時に二人の親が存在することになる。が、それを親と言えるのかはどうかは意見が分かれる。親にはなれても、親になるには能力が問題となる。親の能力がない親はたくさんいるが、能力とは何かについて考えてみる。ま...

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こども ⑩

家の近所の公園で3人の男の子がボールを投げ合っていた。小学3~4年生風で、一人はグラブを持ち、あとの二人は素手であった。相手の位置に正しくボールを投げるキャッチボールというものではなく、やや遠い距離から相手に向かって目イッパイ投げるので、ほとんどが後にそれるか横にそれるかの暴投である。それでも互いが文句を言わずに一生懸命に投げ合う、この。遊びに対するひたむきさ…こういうところがいい。子どもは何でもな...

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こども ⑪

子育ての最中にこのようなことを考えて見た。ライオンやチンパンジーやカラスの親に、よい子育てをする立派な親と、子育ての下手くそなダメ親がいるのだろうか?ライオンの群れの母親Aが同じ群れの母親Bをみて、「Bさんはなかなかいい子育てをするね~、見習わなきゃ」なんてことがあるのか?チンパンジーに優秀な子を育て上げる優秀な親がいるのだろうか?カラスも同様…その時に出した答えは「NO!」である。動物生態学に基づ...

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こども ⑫

子どもを取り囲む問題の大きな一つに夫婦の離婚がある。「価値観の多様化は破滅を呼ぶ」という言葉を聞いた事があるが、自由が権利として野放しにされるとその傾向は免れない。少子化の問題も"結婚しないこと"に価値を見出す人もいたりと、究極的には人類滅亡の警鐘といえる。ニートやひきこもりなど、"働かないことが価値のある事"という考えもしかり。子どもはいらない、子どもに縛られ、生活に追われるよりも、物に囲まれ、遊...

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こども ⑬

何かをやる以上失敗はある。当たり前のことだ。バスケのフリースローで10割入れば神、野球の大打者は10本中4本ヒットがでれば天才。ボーリングで常時300点はなく、ゴルフのパットも狙ってもはずす。これらは選手たちにとっては失敗である。人間は成功もあるが失敗もあるし、だから失敗を恥じてごまかすこともない。昨日言いかけたのは以下の事象である。30歳くらいだったか、仙台に出張に行った時のこと。駅前のホテルにチ...

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