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Channel: 死ぬまで生きよう!
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男もいろいろ、女もいろいろ

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「人生いろいろ、会社もいろいろ、社員もいろいろ」と国会で発言した日本の総理大臣の低レベルさを今更あげつらうこともないが、こんなことをいう首脳は日本以外にはいないだろう。安部首相も負けず劣らずの低レベルぶりで国民を愚弄しているが、その安倍首相は2年前の衆議院予算委員会で、他の議員の発言にヤジを飛ばして議長から注意を受けるなどの体たらくぶり。

安倍首相のヤジがあったのは、2月19日午後に行われた民主党の玉木雄一郎衆院議員の質問中でのこと。砂糖の業界団体の関連企業から、西川公也農林水産相の政党支部に献金があった問題を巡り、西川農水相が答弁していた。すると、開始20分過ぎごろだろうか、座って聞いていた安倍首相がいきなり玉木議員に対して、「日教組!」とヤジった。以下はその様子。

 安倍首相<「日教組!」

 玉木議員<「総理、ヤジを飛ばさないでください」

 玉木議員<「いま私、話してますから総理」

 玉木議員<「ヤジを飛ばさないで下さい、総理」

 玉木議員<「これマジメな話ですよ。政治に対する信頼をどう確保するかの話をしてるんですよ」

 安倍首相<「日教組どうすんだ!日教組!」

 大島委員長<「いやいや、総理、総理……ちょっと静かに」

 安倍首相<「日教組どうすんだ!」

 大島委員長<「いや、総理、ちょ…」

 玉木議員<「日教組のことなんか私話してないじゃないですか!?」

 大島委員長<「あのー、野次同士のやり取りしないで。総理もちょっと…」

 玉木議員<「いやとにかく私が、申し上げたいのは…」

 玉木議員<「もう総理、興奮しないでください」

疑惑が報道されている西川農水相とのやりとりを見ても、玉木議員の質問は良識的なものだが、なぜに突然、「日教組!」とヤジを飛ばす理由があるのだろう?一国の総理が一議員をヤジるなどと、甚だ下品で見苦しい。これが、『美しい国へ』(2006年:文春新書)を著した安部晋三なのかと呆れる。自らが、「汚い国」へ率先して誘導している安部晋三である。


小泉元首相と安部首相の共通点は、共に国民に人気があることだが、二人の大きく違う点は、小泉純一郎のすごいところは、いくら、「単純」と謗られ、罵られようとも、馬鹿の一つ覚えの如く同じフレーズを繰り返し、「馬鹿呼ばわり」されることを何ら厭わなかったこと。小泉は慶応大だが上目線で偉ぶったところがないのは、同じ慶大の田中眞紀子とは大違いだ。

田中は外相時代に安部首相を、「首相はバカだから成蹊大」と発言した。お膝元の新潟県内での講演会での発言だが、身内の寄り合いということで多少の緩みやサービス精神もあっただろうが、東大生時代に安部の家庭教師を務めていたという、ある自民党議員から聞いたという話でこのように述べたている。「(安部首相は)本当に勉強嫌いで頭が悪かったそうだ。

彼は、『あれだけ教えれば、どんなにバカでも慶応くらいは入れたはず』といまだに悔やんでいる」と、ブチ上げ成蹊大出身者から顰蹙を買った。 端的にいえば、「安倍はバカだから慶応に入れず、慶応より下の成蹊に入学した」と言っているわけだ。まあ、世の中には偏差値というものあり、それをオトナになっても拘り、引用して揚げ足をとる田中も品格がない。

論理的な言い回しより、人格批判や悪口材料を見つける事に長けた、いかにも女性らしい醜悪さであるが、田中眞紀子はひときわそういう女である。父の威厳を傘に驕り高ぶり、人を上からしか見ないから官僚も使いこなせない。成蹊は慶応より偏差値は低いが、学業ができることと社会で生きていくセンスは別のものであるという認識がまるでない無知女である。

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学歴はともかく、安倍首相の答弁や行状などから、はたまた出しゃばり妻を見ても、安倍首相の本質は、「バカ」とは言わないまでも問題があり過ぎる。現在、取り沙汰されている、「加計学園」問題も内心は慌てふためいているのだろうが、自民党内に対抗馬がいないこともあってか、この問題が党利党略によって、うやむやにされる怖れを危惧するのだが…。

それにしても、「ヤンキー先生」として一躍教育界で名をあげた義家弘介議員も、バッヂを付けた途端、つまらぬ人間になってしまった。誰の入れ知恵なのか、本人の勇み足なのか、「内部文書が存在すると職員が内部告発して明らかにした場合、国家公務員法(守秘義務)違反に問われる可能性がある」と、副文部科学相の発言として述べたことが波紋を広げている。

国家公務員法は、職員が職務上知りえた秘密を漏らすことを禁じているが、義家はミソもクソも一緒のバカ発言である。守秘義務というのは、漏らした情報が形式的に秘密として扱われていたというだけでなく、実質的な秘密として保護するに値する場合でなければ罪は成立しない。今回のケースは、省内で秘密文書に指定されていたものでないのは法曹関係者の認識である。

誰に言わされたのかは不明だが、本人が口を開いたなら本人の発言であり、責を負うべきだが深い知識もないままに軽率なことを言うから、吐いた唾を飲まなければならなくなる。副大臣という職責で気負ったのだろうが、ヤンキーも政治家になればドンキーな人間になる。内閣府が国家戦略特区と位置づけた国策の議論は透明性をもって進められるべきである。

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であるなら本来は、文科相や内閣府の担当相が、進んで事実を明らかにすべき事柄であって、どこが守秘義務違反になるのか?これについてある現役裁判官は、「守秘義務違反で罪に問われるのは、秘密を流出させた方法が著しく社会常識から逸脱しているなど、極めて例外的な場合に限られる」とし、別のある裁判官も、守秘義務と公益性について以下の見解を示す。

「形式的に守秘義務違反に当たる場合であっても、公益のための内部告発など、目的に正当性があれば、裁判では違法性が否定される可能性がある」。この件がなければ、内部通報という正義は廃るばかりである。公益性は秘密に勝るという正義が行使されなければ、この世は暗黒政治に牛耳られる。ロッキード事件のとき、「司法取引」という言葉がメディアに載った。

当時ロッキード社会長であったコーチャン氏の嘱託尋問調書が、司法取引によって免責の上でなされた。「真実をいうなら罪に問わない」というやり方は日本人に馴染めないのか、司法取引は日本の司法制度にはないが、メリット・デメリットは当然にしてある。日本でも司法取引採用の動きはあり、2014年9月18日に法制審議会は司法取引制度の新設を提起した。

新たな司法取引制度は、取り調べの録音・録画の義務付けを柱とする刑事司法制度の改革案を正式に決定、2016年5月に、「改正刑事訴訟法」が成立した。2018年までに施行される見込みとなっている。日本の司法制度は、諸外国に比べ100年遅れているといわれた。それらから、裁判員制度や改正少年法など司法改革が進められ、ついには、「共謀罪」の適用に踏み切った。

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「共謀罪」とは、犯罪を初期計画段階から処罰する、「改正組織的犯罪処罰法」の趣旨に沿うもので、昨日早朝参院本会議で成立した。これまでの日本の刑法は、犯罪をどのように立案・計画しても、実行に移した段階から処罰するものであったが、計画段階で取り締まることになる。反対論者の意見は、告発(タレこみ)があった場合、一般人が捜査対象になるという危惧である。

法案はこの点が曖昧にされており、さらに政府は共謀罪法案が、「テロ等準備罪」を処罰するものと強調するが、テロのための条文はどこにも書かれていない。英米法には昔から、「共謀罪」は存在するが、かといって頻発する英国のテロや米国の「9.11テロ」を防ぐことはできなかった。市民団体や労組、NPOなどがターゲットとなってしまうという乱用が危惧される。

前置きが長くなったが、小泉首相の、「いろいろ発言」を借りれば、「首相もいろいろ、議員もいろいろ、官僚もいろいろ」である。人間がいろいろなのは、話したり、付き合ってみて初めて分かるが、話せない、付き合えない人のいろいろは、報道などで判断するしかない。人間のいろいろとは、心のいろいろ、考え方のいろいろという内面の違い、容姿・容貌のちがいである。

「男もいろいろ、女もいろいろ」は「人間のいろいろ」に含まれることで、とりわけ「男のいろいろ」、「女のいろいろ」と分けて指摘できないことはないが、細かく分類するよりも、ひとまとめに、「人間いろいろ」とした。島倉千代子の、「人生いろいろ」の歌詞から取った表題で書き終えたが、最後、「女だっていろいろ咲き乱れるの」というのは、怪しい歌詞だが納得する。

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昔から女は花にたとえられる。「職場の花」ともいう。「紅一点」というのも実は花からきた言葉で、中国の王安石が作った『詠柘榴詩』の中にある、「万緑叢中紅一点」の略。意味するところは、「緑の草むらの中に一つだけ赤いザクロが咲いている」。女が花なら男は何?花が女なら男は蝶…という歌の歌詞があるが、「男は大地」もしくは、「男は大樹」ならカッコイイ。

父をして、「一家の大黒柱」という言い方をしたが、近年、「大黒柱」というにふさわしいお父さんはいるのだろうか?人間いろいろなら、花もいろいろ、男もいろいろだろう。「寄らば大樹の陰」という言葉は、身を寄せるなら、身を隠すなら大木の下が安全であるとの意味。こうした若者、こういう男ばかりで日本の将来はないが、そういう男は親が作るのか?

最近の小学生の男の子に、「女子嫌い」が増えているという。「一番キライなモノは女子」という男の子。これも自分が思うに、わんぱく小僧、やんちゃ小僧が少なくなった現れではないのか?カエルや毛虫を投げつけては女子に嫌われる男の子の方が、よっぽど男の子らしい。「男子なんか大嫌い」などと、どんだけ言われたか。それにしても、「女子は嫌い」とは、な・さ・け・な・い…


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