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blogで教養を学んだか? ③

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こんな相談を受けたことがある。「自分の気持ちをどうしたら伝えることができますか?」。「そんなの簡単、口でいえばいいじゃないか」、「…それができなくて」。「だったら紙に書け。メールのアドが分かってるならそれもいい」、「それもちょっと」、「なら一人で想ってるしかないな」。「何かを贈るってのはどうですか?気持ちを書いて…」、「物はいらんよ。想いだけ伝えたらいい」。

相手に対する気持ちが真であるか否かは自分に分かるはずだが、相手に伝えたい、分からせたいのは気持ちを受け止めてもらって見返りの愛を得たいということだ。「贈り物は愛を形にする」といわれるが、何かを貰ってくれた相手に気持ちがいくこともないと思うが、「女は物で釣るに限る」という男もいる。こんなのはヤリチンタラシ男、恋愛なんか望んじゃいない。

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「クリスマス、バレンタイン、バースデイにプレゼントを贈り合うとか、お互いナシにするけどよろしいか?」。これが自分が女性と付き合うとき、最初にいっておくこと。なぜそんなことをいうのか思う相手もいるが、おいおい分かることだから理由を説明したりしない。「なぜなの?」と聞いてくる女には、「生身の相手を一生懸命愛したい。相手にもそれを望む」などという。

プレゼントを交換し合うのは大事という人はいようし、止めはしないやったらいいが、自分の相手がそんな風にいえば、「考えが合わないから付き合うのやめよう」という。自分に合わせではなく、どうしても必要な事かどうなのかについて考えて欲しいだけ。その結果、どうしても必要というなら付き合いは止めるべきだ。「そんなこという人って珍しいね」などという。

誰もがやることを否定するのではなく、これが良い関係を作るという自分の思索の結果である。相手に金品を貢ぐ人間を愚かと思うが、貢がせる男から毅然として去って行けばよいのに、ズルズルと利用される女は多い。その逆もあるが、どっちもバカだろう。「特別な日の贈り物と貢ぐことは違うだろ?」という奴はいたが、物品のやり取りしなくても付き合いは可能だ。


ずい分前のことだがこんなこと (↑) があった。12年も前のことだが、“若さはバカさ”、女のズルさを知らぬ時代の息子の懐かしき思い出である。多くの女と出逢いもし、別れもした自分だが、男女の別れはスマートなのがいい。で、スマートな別れとは?出逢いまで否定するような別れはしない。「こんな男(女)と出逢わなきゃよかった」というような憎悪に昇華させない。

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破局を迎えた恋人に対し、あるいは離婚する相手に対して、プレゼントした指輪を返せ、バッグを返せという男がいる。こういう男の内心は食事代やホテル代も返せと言いたいのだろうが、何とも情けない。こういう性格をどう表現すべきなのか?適当な言葉が浮かばないが、「しけた男」とでもいっておく。女はこういう男と出逢ったことすら後悔するしかなかろう。

「どうしたらいいですか?」と問われ、「叩き返してやったらいいんじゃないか!」といったことがある。「私もそうしたい」というのはまともな女である。「べつに返す必要ないんじゃない?貰ったものなんだから…」という女もいる。前者は愛情を大事にする女、後者は物欲志向の女であろう。一般的にはそんな手垢のついた汚れた物など持っていたくないと思うが…

「愛とは後悔しないこと」と何かで読んだが、「愛は感謝」といいたい。戴いた物にではない愛情への感謝、好意への感謝である。教養はものを識ることとは関係ない。人の心がわかる心だと自分は考える。「教養を涵養する」というように、愛もまた涵養である。水が自然に染み込むように、無理をせずゆっくりと養い育てることを涵養というが、好きな言葉である。

教養ある人をどこか大きく感じるように、教養なき人はすべてが小さい。ハートも小さい、ケツの穴も小さい。教養ありき人はいろんな要素をもっているから、どっしり大きい。それほどに教養というのは生活の中に充満し、人間内部の明晰さをあらわすもの。普段は見えずとも何かあった時に露呈するもの。yahooblogが終焉と告示があったときにもそれを感じた。

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文句や不満は少なくなかった。毎日通った定食屋が閉店の告示を出した時のようなちょっとした騒ぎであった。過去の記事が消えるという不満なのか、サービス提供側の一方的都合は許せんとばかりのこうした受け手の言い分は、相手に依存した都合であって文句を言うのは筋違いだろう。我々は恩恵に預かったことの感謝をすればいいだけの話と思われる。

綺麗事ではない至極当たり前のこと。人は浮かれてばかりではいられない。いろんな覚悟をもって生きるべきである。自分の都合しか頭にないなら不満ばかりの人生となる。平生は口先で隣人愛とか人類愛とかいいながら、自分の命を守る点にかけてはエゴむき出しの宗教教祖にうんざりしたことがあち。自分ができぬこと、やらぬこと、しないことを綺麗事という。

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