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さらば橋下徹。君はガキだ!

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頭脳明晰にして論旨明快、意志強固にして行動的。笑顔もいいが毅然とした顔も精悍である。とは、自身の橋下評だが最近は陰りが見えていた。ファンとかフリークとかではないが彼を好人物と慕っていたのだが、最近彼はやたら噛みつき男に成り下がっている。村本大輔、百田尚樹、高須克弥、ホリエモンに女性ではフィフィらが、お決まりのイッチョ噛み人間の類。

好人物とは、気だてのよい人。善人。お人よし。(デジタル大辞林)他にも、有徳者、人格者、誠実な人間、品格のある人間なども当てはまる。仏さまのような人物というのもあるが、事あればなにかと噛みつきガメの如く小言をいいに出てくるさまは好人物の類とはいえない。それでも自分にとっては好きなタイプの男の一人だったが、小物ぶりの近況に嫌気がさし始めた。

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社会の出来事や問題について何かをいうのは悪いことではないが、毎度毎度の同じ人間ばかりがちょこまかでてきての自説披露は、甚だしき目障り人間と化してしまっている。なぜ決まった人間ばかりお出ましになる?単純な理由としては、目立ちたがりやで何様的な自己顕示欲と察するが、小高いお山に駆け上って旗を振って喜ぶそんなガキ大将気質もあるのだろう。

彼は政治家時代からいち早くTwitterを利用・発信していた。情報を端的に短く発信するTwitterが、時代にマッチしたツールとして愛用されているが、自分はTwitterが好きでない。なぜ、好きでないのかを考えることも、考えたこともなかったが、ふと、スマホ嫌いとどこかリンクしているのではと、そんな気もあってか、スマホ嫌いの理由を改めて考えてみた。

嫌いなものに理由などない。嫌いなものは嫌いだとそれも確かに一理ある。特に女性などが口にする、「生理的にイヤ」という言葉にそれを感じる。自分は納豆が嫌いでセロリが嫌いでオクラが嫌いで山芋が嫌い。といえば、ネバネバしたものが嫌いという共通要素があって、人はそのように言ってくる。しかし、ネバネバしたものが嫌いという囲みは自分にはない。

嫌いなものがネバネバした物だった。何ごとも囲んだり、決めつけたりの人はいるが、自分にとって男も女も一人一人が異なっている。囲み込みや決めつけは便利だが横着な考えだろう。人間が自分を一番分からないのは、自分を掘り下げて考えないからで、他人についてはいろいろ考える。最近は少しづつだが、「自分とは〇〇だ!」と確定できるようになった。

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スマホを持たない、好まぬ理由は別の機会で述べるとして、橋下は『たかじんのそこまで言って委員会』のレギュラー出演者だったころは、目立つ存在ではなかったが、2007年5月27日の放送で光市母子殺害事件の弁護団に対し、「あの弁護団を許せないと思うなら、一斉に懲戒請求をかけてもらいたい」と視聴者に呼びかけをしたのには番組を見ていた自分も驚いた。

これに対して光市母子殺害事件弁護団のうちの弁護士4人は業務を妨害されたとして、橋下に対して1200万円の損害賠償を求めて広島地方裁判所に提訴した。この辺りから橋下の名は一気に広がりを見せ、同年12月12日、大阪府知事選挙に出馬することを表明。翌2008年1月27日投開票の大阪府知事選挙では183万2857票を獲得し当選した。以後の経歴は省略する。

今回、彼を見切った理由は、自著『沖縄問題、解決策はこれだ! これで沖縄は再生する。』を批判したインターネット放送の番組でキャスター水島聡氏に暴言を吐いたことだ。彼は頭に血が昇るタイプなのは知っていたが、自著批判に怒るところが大人げない。読者が誰であれ内容に批判する自由はある。なのに、「いい年こいて、威勢だけよく、頭の悪そうなこの男は何なんだ? 

日本だ、保守だと喚く連中に限って、日本人としての礼節を知らない。人のことをバカにした批判をしておいて俺が反論したらこれだ。手前らの活動なんて、日本国民のほとんどは知らねえよ。身内だけで満足してるんだろうが。そこまで偉そうに言うなら、政党作って国会議員の何人かでも誕生させてみろ。一人も誕生させることなどできないだろうが。

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俺に偉そうに言う前に、お前らもこんな役立たずの番組なんか止めろ」と、これが彼のいう礼節である。人格批判まがいの感情むき出しな物言いに呆れた。こんな橋下を好きな人物などと冗談じゃない。著書批判は水島氏だけではない。読んではないが、amazonのレビューでもメッタメタに切り捨てられている。「沖縄を利用したパフォーマンス。最悪の沖縄問題解説本」との意見もある。

品のない物言いは、橋下の他に堀江貴文がいる。彼らの本質は驕り昂ぶりであり、だから幼稚な印象をもたれる。公な発言をするのに、なぜに相応の言葉を使わない?なぜに理性に訴えられない? 反論はいいが、喧嘩腰になる人間の心理は、他人への怖れと定義される。自己への強烈なナルシズム人間は他人から学ばない。いずれにせよ自分の中から橋下徹は消えた。

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