女性が人格批判する理由の何故は男にも分かる。女に生まれなくとも想像力があるからだ。だから体験しなくても分かる。女性は感覚的だといわれ、論理的思考がおぼつかないから追いつめられると論理で返せない。それで感情的になり、相手を罵倒し人格批判で身を守る。そんな体験は数えきれないくらいあった。それもあってか、女が嫌味や悪口表現に長けているのも理解する。
「私も樹木希林さんを支持します。」というのはいい。自分の書いた樹木希林批判記事に賛同する必要はないが、彼女を支持するなら自分の彼女への言動批判を批判すべきであって、「希林批判のあなたは若く世間体重視の未熟者」などの人格批判はタダの悪口にすぎない。自分は彼女の言動を論理的・具体的に批判をしたのだから、争点を明確にしてこそ正当な反論となる。
それなら説得力も生まれよう。私を批判したからといって、希林さんの評価があがるものでもないが、女性の反論が悪口や中傷になるのは脳構造に問題がある。他の人の希林さん支持に背中を押されてコメントを書いたと察するが、丁寧に具体的に書いた記事にもかかわらず、彼女への評価コメントには読解力を疑った。ならばと、さらに丁寧に具体的加筆の必要性を感じた。
誤解なきようあえていうが、自分は樹木希林という人間一切の人格批判が目的ではなく、彼女の公益性のない自己満的言動が許されるものではないと感じたことへの批判記事である。以前からいじめ問題への強い意識を持っており、少年・少女を死に至らしめることになるいじめは卑劣極まりない。なのにいじめはなくならないばかりか、ここ数年でいじめ件数は増加している。
これまで学校がいじめを隠匿していたのを、報告することになったことで数字が増加したようだ。「いじめはよくない」、「いじめはやめよう」などと、これほど言われているにもかかわらず、いじめがなくならないのは、いじめを行為する者たちが、「いじめ制止」の声に素直に耳を傾けないからだろう。いじめ側はいじめを正当化する独善的理由を自らに、勝手に、つけ足している。
こういうひねくれた人間こそがいじめを増長させる。理屈と鼻くそはどこにでもつくが、樹木希林を批判したにもかかわらず評価コメントついたとき、「こういうことだからいじめも正当化されてしまうのか」と憤懣やるせない思いがあった。彼女が賞に無頓着だからと、賞の権威を貶める発言はすべきでないばかりか、人を祝う会の席で当事者の不道徳を晒す樹木希林は、目立ちたがり屋のバカ女。
そうした席でなぜそんな発言を?場の状況すらわきまえぬバカ女に加え、自己満的お騒がせ女である。にもかかわらず彼女への賛辞のコメントがあったが、自分はあくまで樹木希林批判すればいいことであり、思考の浅い意見に対する露骨な批判はすべきでないのスタンスは守った。しかし、腹の中ではこんな奴がいるからいじめも正当化されるとの憤りはあった。
そして今回、そうした樹木希林評価に勢いづいてか、「私も希林さんを支持します」という人間が現れたのには、うんざり感満載であった。よくないことはよくない、正しくないことはただしくないと、底の浅い意見には遠慮することなく記しておけばよかったと悔いた。「批判対象は主たる公人で、在野の一般人を批判の標的にすべきではない」の正誤について考えた。
いつまでたってもいじめがなくならない。差別もなくならない。これはいじめ側、差別側に独善論があるからだが、誰もが素直に、「いじめはよくない」、「差別はよくない」と感じ、行為を断てばいじめも差別もなくなるはずだ。人の考えは自由だし、他人が制止させる必要もないが、正しくないことには毅然と反論が必要であり、正すべきであったが、やはり緩かったのだろう。
それでも、「希林さんの行為は確かに歪んでいる。正しいことではない」という共感を得た人は少なからずネット内にいたと確信する。その数は分からぬが、黙して樹木希林への怒りを生じさせた人たちはいたはず。賛同コメントまでは望まぬが、批判コメントは望むべくもなかった。「他人の口に戸板は建てられない」が、愚直な意見には戸板を壊して反論しておくべきであった。
あれだけいじめ撲滅の声があがりながら、それでいじめがなくなることはない。人間というのは歪んだ心を持つものである。我々は社会教育力の一員として、いじめをなくすために何ができるのか?せめて、大人を範とすることで、他人を傷つけるような人間には批判を加えるべきである。その人がどのような功績があろうと、よくない行為はよくないとすべきである。
「人を傷つける権利は誰にもない」。「人を怒らせ喜ぶ底の浅い人間はいる」。だから、嫌味女、底意地の悪い女と批判をするが、本人に届かずとも、間接的な排除に寄与すればよいが、今回は反感を買った。底意地の悪い女は底意地の悪い女を評価するのだろう。「類は友を呼ぶ」などという。が、そんなこと知ったことか。底意地の悪い女は消えてもらいたい。