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Channel: 死ぬまで生きよう!
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行方不明の女子大生は… ③

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あまりに当たり前だからか…、つい見落とされがちなことを改めて考えてみる。18年間生きてきて、憧れの女子大生になって、19歳にもなって束の間、見知らぬ男にこれまでの人生も、これからの人生も、すべて奪われてしまった彼女。こんなことがあっていいのか?人の命を簡単に奪ってしまうような、そんな男のところへ、何の用があったにせよ、出掛けて行った彼女である。

画像から受けた印象は、純粋で真面目女性との先入観だが、新たな報道によると二人の出会いは海外サーバー経由のインターネット掲示板という。海外サーバーは取り締まりを逃れる目的で、FC2などの過激なエロチャットサイトが知られている。彼氏持ちであれ、出会い系につかるチャラ女は現代の風潮だが、初対面での金銭トラブルとなると、援交やパパ活の線も浮上する。

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援交、パパ活、どちらも売春スラングだが、誰がつけたのかパパ活とは、単に援交を言い換えたに過ぎない。菊池捺未さん死体遺棄事件の背景が、まさかパパ活がらみとは予想だにしなかったが、海外サーバー経由の出会い系となるとその可能性は否定できない。殺人事件の被害者ということで遺族への配慮もあってか、メディアは控えめに報じているようだ。

広瀬容疑者の「(菊池さんに)あなたのことを拡散しますと言われ、携帯(電話)を取ろうと思ったら騒がれた」という新たな供述を聞いて驚いた。「拡散」が意味するものとは、おそらくと前置きをしていえば、パパ活サイトに登録していた広瀬容疑者を、ブラックリストとして拡散するという意味であろう。これが本当であるなら、捺未さんがやっていたこととは…

カネ払いが悪いとか異常プレー要求とか、「危険男ですよ~。この男に注意して!」と画像入りで知らせ合う、これが拡散であるなら、これをされると致命的となる。パパ活女子がそのように情報を共有し合うのも金銭トラブルが後を絶たないからだ。現時点で菊池さんがパパ活女子大生との断言はできないが、二人の軌跡を辿ると不可解な点は多かった。

 
 ・菊池さんと広瀬晃一容疑者とは初対面
 ・菊池さんには彼氏がいた
 ・わざわざ2~3時間かけて相手の場所(茨城県神栖市)まで行っている
 ・移動にはタクシーを利用
 ・会ってからの移動は目隠しを着用
 ・アパートで会った後、広瀬容疑者はコンビニでお金をおろす
 ・「お金がなくて帰れない」と泣いていた
 ・近隣住民にアパートの場所を尋ねる
 ・友人にラインで「男性と会いに行く」と告げている
 ・(金銭トラブルを)警察等へは通報していない
 
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彼女は「お金がなくて帰れない」といいながら、警察に行かないのは行けない事情があったと見る。当初自分はレイプ未遂からの殺人と思っていた。ネットで出会ってレイプされた話はいろいろネット内で聞いて知っていた。菊池さんが激しく抵抗したあげく、「警察にいうから…」といったところ、前科もちの広瀬容疑者が逆上したと推理したが、確定ではないにしろこの展開は想像外である。

そんなに裕福なお嬢様でもなさそうだし、会ったことない人に金を貸すこともない。援交ならあの風貌男が現れても、どうということはない。最初にコンビニ前に迎えに行き、目隠しして自室に連れ込んでヤッた。帰る際にコンビニで金を降ろして払うからとか言ったが、払わず置き去りにして逃げた。自宅まで目隠しした意図は自宅を知られないようにするため。

置き去りにされた彼女は途方にくれたが、援交では警察に行けない。それでも泣き寝入りは悔しいからと、自力で男のアパートを探し出して談判したがヤッタ者勝ち。怒った彼女が、「あなたのこと拡散するからね!」と脅し、逆ギレされて殺された。この筋書きなら彼女の不可解な行動を含めた多くの謎が解ける。それにしても本当に援交か?女はワカランよ。

レイプ未遂なら同情もするが、パパ活は自業自得。レイプ事件で印象に残るは平成23年、「岡山元同僚女性バラバラ殺人事件」がある。加害者の住田紘一に言葉巧みに呼び出された同僚で派遣社員の加藤みささんは、敷地内にある倉庫で強姦された。その際加藤さんは、「誰にも言わないから命だけは助けて」と哀願するも、ナイフで10回以上刺されて殺害された。

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住田は彼女の現金2万4千円を奪い、車で遺体を大阪市内の自宅近くのガレージに運んでバラバラに切断、近くのゴミ捨て場や河川に遺棄した。社内では加藤さんが勤務中に突如行方不明となり大騒ぎだった。事件から6年後の平成29年、住田は死刑執行されたが、クソ男の速い死刑執行も加藤さんにとって何の関係もない。が、我々はどこか癒された気持ちだった。

「虐待は受けた者にしか分からない」とあったがレイプも同じ。屈辱に耐えた女性を無慈悲に殺し、バラバラにして廃棄するも人間の行為である。人間の善と悪の幅はどこまであるのか理解に苦しむ。捺未さん家族の苦しみはいかばかりか。と、同時に親の知らぬ娘の実体を知ることにもなった。女子高生も女子大生も危険と隣り合わせの行為を楽しんでいる。

社会教育力の一員ながら我々は無力だ。それでも危険な少女たちを諫めたく、願いを込めてブログを書く。少女の被害事例は哀れで話を聞けば胸が痛む。しかし、話を聞けたのは幸い彼女たちが生きていたからだ。出会い系にたむろする男にまともなのがいるのだろうか?援交やパパ活はともかく、王子さまを探す少女にいいたいのは、出会い系に王子さまなどいない。

危険地帯に足を踏み入れる少女ばかりではないが、被害にあって初めて男の醜さを知るのだろう。が、よくよく考えてみるに、ネットという危険地帯で出会いを求めなければ手段は巡ってこないのか?大地に根を張り自ら動くこともなく、風に揺れ、雨に打たれながらじっと蝶を待つ野バラのイメージは昨今の女性にない。少女たちの危険体験を以下に記す。

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