Quantcast
Channel: 死ぬまで生きよう!
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1448

人づきあいは難しくない ①

$
0
0

イメージ 1

国民生活白書によると、男性側の離婚申立理由として多いのが「性格が合わない」であり、女性側の離婚申立理由が「暴力を振るう」、「生活費を渡さない」等であるという。以前と比べると「結婚後に相手に満足できない時は我慢せずに離婚したほうがよい」と考える人の割合は、79年の23%から97年には54%と年々増え続け、それに伴い離婚件数も平成10年では243000件と年々増加傾向にある。

日本法規情報株式会社では、同社が運営する「離婚・調停相談サポート」、「法律事務所検索サポート」、「弁護士事務所検索サポート」の運用情報やユーザーへのアンケートを元に、結婚観に関する意識調査結果について発表した。調査の結果、「専業主婦になるのが大前提」など「働く意思のない女性」とは恋愛したくないと思っている男性が1割程度いることがわかった。コレは多いのか、少ないのか?

また、男性が「こんな女性とは離婚するべき」と思うイメージ像も明らかとなった。その前に 「こんな人とは恋愛したくないと思う女性像」についてアンケート調査の結果、「人の悪口ばかり言っている女性」が最も多く18%。続いて「口うるさい・怒りっぽい女性」が17%、「男性のプライドを踏みにじる女性」が16%、「男性にはおごってもらって当然と思っている女性」が13%、「世間体を気にし過ぎる女性」が12%という数字。

以下、10%を切るのは、「やきもちを焼かせようがミエミエ」が8%、「働いたことが無い」が5%、「自分の考えを持っていない」が5%、「専業主婦になるのが大前提」が4%という結果である。「口うるさい」、「プライドを踏みにじる」、「悪口ばかり言う」などの理由は男として納得できる理由であるが、意外なのは「自分の考えを持たない」、「専業主婦を望む」、「働いたことが無い」が合わせて16%にのぼっている。

イメージ 3

これらの結果は女性にも自立性を求める男が増加している傾向だろう。次に、「こんな女性とは離婚して当然と思う理由」についてアンケート調査の結果によると、「浮気する」が22%、「暴力をふるう」が18%、「毎日文句ばかりを言う」が18%、「家事をしない」が18%、「「収入が少ない」という」が10%、「自分より稼ぎが多いのを自慢する」が8%、「子どもが欲しくないと言う」が7%という結果である。

 「浮気」は離婚理由としては一般的なものであるが、「暴力をふるう」はいかにも現代女性像を表している。女性に暴力をふるわれたことも、ふるわれる危惧も予感も抱いたことのない自分に女の暴力は理解できない。暴力をふるわれたなら、相手を張り倒して病院送りにもできるし、女の暴力が怖いというのは、ふるわれても手出しできないヘタレ男が多いのか。

相手が百貫デブ(言葉は古いが)や、プロレスラーなどの格闘技女性ならテコずるか、こちらが張り倒されることもあろう。が、一般女に男がやられるというのはどうにも理解できない。男が女に先に手を出すのは後々面倒だが、やられたらやってやればいいし、それで文句を言われる筋合いはない。なのにやられっぱなしで、あげく「暴力が怖い」などと抜かす男はキンタマもいでオカマになれ。

まあ、女から手を出したとしても、男の人は怖い、二度と暴力はふるえないと思わせるべきである。女が手を出さないなら男は手をだすべきでないが、口下手で女からギャンギャン言われるなら、つい手がでてしまう。そういう女、自分ならどう対処するか?そもそもギャンギャン吠えまくるような女は、最初から恋人にも妻にもしないし、だからその心配は無用。

イメージ 2

そういう資質があったとしても、早い段階から男の冷徹さと威厳を示して付き合うので、どういう女も飼い猫のようにさせる自信はある。自信と言うより、自然にそのようにするから、自然にそうなる。これが自分の男としての生き様であり、それを苦々しく思うとか、イヤだと感じる女はとっとと逃げるだろう。逃げてもらった方がこっちも都合がいい。そうするからこそ、自分の理想の女が現れることになる。

男が、揉み手をスリスリして女に媚びてどうするというのか。近年はそういう男が多いなら、終にはケツの毛まで抜かれてしまうのだろう。男が悪いというより、男を男らしく逞しく育てようとしない親が悪い。家庭が悪いと、そこに行き着いてしまう。秀才を作っても、青白いインテリなら鬼女にコケにされて結婚生活は地獄だろうが、唯一の救いはその男がマゾヒスト(M)志向であるなら、それすら刺激である。

「男って何?」を、自分の観念で言えば「逞しさ・強さ」である。逞しさとは誰に相対しても怯まない精神力をいい、強さとは肉体的なものだけではなく知力という「力」もである。社会では人と相撲を取ったり殴りあったりするところではなく、知力が強さを示す事が多いからだ。人によって「男は何?」の価値観は違うとおもうので、個々が自らの「男像」を掲げ、それに共感・心酔する女をパートナーとすればいい。

と、同時に「女とは何?」も大事な要素である。これは男が決めた女性像というより、「女とは何?」は女が自身に問うものである。先に「男は何?」を男が問うたようにである。もちろん、男の視点に「女は何?」はある。が、女が自らに問う「女は何?」という価値観に男は共感し、惹かれればそれは女の理念であるから、付け焼刃的な、あるいは少女趣味的なものではなく、大人の理念であろう。

イメージ 4

そういう理念を持った女と、その理念に合致した男がよい関係でいれる。理念とは一過性のものではなく、指針であり目標であるから、そこに向かうということ。つまり、人格をそこに向上させること。「私はこういう女でありたい」、自分の理想とする女を目指したい。理念とは素晴らしく、それに向かって邁進して行けるもの。よって、理念の自覚者は向上心が高い。

女の決めた男の理想像も、男の女への理想像も、所詮は虚飾であり、一方的に望むもので、永続的なものではない。「理想の相手と出会ったので結婚した」とカップルは言う。言うのはいい、実際にそのように感じたのだから。しかし、感じたことと実際が合致するのか?違うだろう?関係を継続してみてわかることで、あげく、「理想の相手ではなかった」という。

「人は誰でも役者」という言葉はその通り。他人の望む相手になどなれないし、それこそ「地」が出るように、人は自分の理想像を理念と言う形でしか遂げられない。この世に理想の相手などいないし、理想は自らが作っていくものでしかない。もっともそれすら持たない人も多く、むしろ無いのが普通である。毎日そんなことを考えて人は生きていないはずだ。

「毎日文句を言う」、「家事をしない」、「子供が欲しくないという」が離婚理由として妥当との意見が増え、以前より「離婚したいけど自分がこのまま我慢しれば…」の傾向は薄まり、昨今は離婚という選択肢がより身近になっている。結婚生活の悩みは一人で抱え込みがちだが、専門家に相談することで気持ちが落ち着くこともあるので、法律家に相談してみるのも一策だ。

イメージ 5気が合う、ウマが合う、のは相性がいいことを言うが、この「相性」って奴に永続性はない。だから恋人同士で別離があり、夫婦に離婚があるが、「相性」がいいと言いながら実は相手に合わせていた、嘘を演じていたケースは多い。さらには、「人と上手くやっていくためには相手に合わせる」というのが金科玉条のようにいわれ、それが人間関係の基本とまでいわれている。

本当にそうなのだろうか?相手に合わせるとはどういうことであって、どこまでなされているのかは人によって違う。言い合いを避け、喧嘩を避け、面と向かって悪口を言わない事が付き合いのコツというが、本当にそうなのか?自分の経験でいえば、"人に好かれようとして自身に無理をする"のは上手く行かない付き合いの部類。なにより大事なのは、自分らしく生きるということ。

それを相手にしかと植付け、本当の自分を相手に晒すならば、相手側もこちらへの対処法が作られる。もちろん、相手も同じように無理をしたり、作ったりせず本心を晒せば、こちらも相手への対処法が身につく。互いが自分らしく生き、その姿・姿勢に共感を抱く相手を見つけることだ。誰にも好かれよう、好かれたいというのはあまりにもあざとい人間である。

「悪口をいうな」というのは少し意味が違っており、確かに人と上手くやるには相手を褒めるのがよい。教育界では、「褒めて育てる」、「叱って育てる」には両論があり、ハッキリと結論は出ていない。その理由は相手の性格によっても変わってくるからだ。しかし、人間関係を上手くやるのは文句ナシに「褒める」を選ぶべきだ。コレはもう心理学的、人間行動学的に結論はでている。

人間は気分のいいとき、人(相手)を好きになるのは疑いようのない事実で、褒められて気分を悪くする人はいないのだから、この事は正しく、だから人を褒める人は好感をもたれる。「褒めるところがない人をどうやって褒めるのか?」と聞かれた事がある。こういう人に与える(教える)答えはない。自分で見つけられないなら、人を褒めることが出来ない人間と言うしかない。

人を褒める人間はブスでもデブでもチビでもハゲでもバカでも褒めることに困らない。「それはお世辞ではないのか?」というが、明らかにお世辞と分る言葉を平気で口にできる人間かどうかは人間のたしなみである。お世辞は一般的に好ましくない物言いといわれるが、自分はそうは思わない。歯の浮くようなお世辞でも、言われた方は喜ぶ事もあるし、それだけでは決してない。

イメージ 6

社交の場で交わされる言葉の90%はお世辞。お世辞は相手を称えもし、立てる言葉である。この現実を否定することはない。辞書にあるお世辞は、「他人に対して愛想のよい言葉。人の気をそらさない上手い口ぶり。相手を喜ばせようとして、実際以上に褒めちぎる言葉」とあるように、極めつけは結婚式のスピーチ、媒酌人の挨拶をみても、お世辞を否定する理由はどこにもない。

お世辞は真実なのである。ブスをかわいいと思うのは嘘ではなく、かわいい部分を見つけているからであって、それだけ幅の広い心を持っている人間だからそういう見方もできる。チビに「背が高いね」、デブに「スタイルいいね」と言うわけではない。チビはチビなりに苦労して服を選んでいるのだから、「その服似合うね」と、褒めてあげればいいこと。似合う、似合わないは主観である。

その服がその人に似合うかどうかは専門家でないからよく分らない。だから似合わないと思っても本当は似合っているかもしれないし、自分に見る目も素養もないのかもしれない。それなら「似合ってる」と思うべきである。お世辞は事実を含んでいる言葉であるから、遠慮しないでいうべき。巷の挨拶を見ても、「あら、いつまでもお若くて」、「いえいえ、そちらもおきれいで…」では?

人は自分への周囲の視線を気にし、視点がどういうものか知っている。だから、聞きたいのは不都合な真実よりも、心地いいお世辞である。人間はそういうものであることを知っておくのがいい。お世辞に対する誤解は、"お世辞には真実が含まれていない"と見下げられていることだ。「褒める要素が見つからない」という人間は、人に対する観察力がないのだろう。

イメージ 7

感受性が低いとも言える。なぜなら、人を褒めるということは、その人間を知ることであり、知らずしてでまかせにいう褒め言葉は相手に届かない。人の心を瞬時に汲み取る人もいれば、なかなか感じとれない人もいるなら、まずは感じとることが先決だ。また、褒め言葉はこれみよがしに、くどくどいうのは逆効果、チラリとさりげなくがよく、すぐに話題を変える事も効果的。

このお世辞を、褒め言葉を相手に伝えたいと躍起になる人はダメ。人を否定的に見る傾向のある人が、無理してお世辞などいうのはブサイクで、不自然で聞いていられない。第三者にそう映るなら、言われた方はさらなり。さて、「悪口」についてであるが、悪口の基本は本人の前では言わないもので、本人を前にして言う「悪口」は、実は「善意」である場合多い。

「悪口」と別に、「口の悪い人」という言い方がある。口が悪いのを自覚する人間もいれば、無自覚な人間もいる。「自覚のあるバカならマシだが、自覚のないバカには困る」、「無神経な人間って、なんで気づかない?」などと言ったりするが、無自覚バカより自覚バカの方がいいのか?それなら、「うちは口が悪い」という女の方が自覚するだけマシとなるが、それは違う。

「私は口が悪い」を公言するのは、口の悪さを責められないための予防線である。これは人への気づかいや配慮が出来ない人間だったり、自分は秀才だとハナにかけた人間の相手を見下す話法であったり、二つに分けられる。前者は小心者で傷つき易い人間がこういう予防線を張る。後者は頭がいいのをハナにかけてズケズケいう付き合い下手人間である。

イメージ 8

斯くの人間は成長の止まった幼児性気質で、相手の気持ちになれない。つまり、我が身に照らしてしか考えられないから、気づかいや配慮に欠ける。勉強ばかりしていた弊害が人間関係の上手い・下手に影響したようだ。また、親がそういう物言いだと子どもにも伝染する。そういう女に一度聞いた事がある。「お前は口が悪いが、嫌われるのは承知なのか?」

「別に嫌われてもいいと思っている」、「人に嫌われるを承知の人間関係やってて楽しいんか?」、「別に…私は私でいいと思う」、「そりゃあそうだ、気づいたら周囲には誰もおらず、お前だけしか居ないことになる。そういう口の聞き方なら…」、「あなたに関係ないでしょう?」、「関係なんか持ちたくはない、なくて幸いよ」と、こうまで言われた女もショックだったろう。

その後の逃げるような態度や控えた言動をみるに、彼女は思うところがあったのだろうが、一朝一夕に直らないのが人間の性格だ。人の言葉を噛みしめて苦悶し、努力しなければ彼女に明日はない。「ショック療法」というがある。人間は思いのほかショックを受けることで、自分を見つめなおすこともできる。周囲は常に自分以下という傲慢な人間はコレしかない。



Viewing all articles
Browse latest Browse all 1448

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>