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血液型に寄す

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人間は個々がいろいろな考えを持ち、それに沿って行為・行動を起こしたり、考えとはまったく逆の行為・行動をしたりと、実に様々な様態を見せる。自分は他人でなく、他人は自分でないから、自分と他人の考え方や生き方が違っているのは当たり前だ。しかし、各々が自分の考えを述べるのは自由であろうし、その考えに他人がイチャモンを付けるのも自由である。

マイアミ・マーリンズに移籍が決まり、異例の日本会見に臨んだイチローは、以前このように言っていた。「他人の打撃はぼくにコントロールできない。自分に制御できないことに関心を持たないことです」。松井秀喜もこう語る。「人の書く記事をぼくはコントロールできないでしょ?だからまったく気にならないですよ」。それぞれ違ったインタビューだが二人の言葉は符号する。

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イチローと松井の性格は似てない、血液型も違う。血液型と性格・行動は根拠がないという。イチローはB型であり、同じB型の有名野球人といえば、長島茂雄、金田正一、野村克也、張本勲、掛布雅之、イチロー、古田敦也、野茂英雄、清原和博らがいる。松井はO型で、同じO型の有名野球人には、王貞治、星野仙一、落合博満、佐々木主浩、松坂大輔らの名があがる。

人の傾向を表すのに「血液型」や「県民性」というのがある。どちらも非科学的だが、「県民性」はともかく、自分は相手の血液型を当てるのが得意である。得意というより面白がっているといった方がいい。そこには何らかの傾向性を見ているのだろうが、当たる事もあれば当たってない事もある。本質か抑制かにもよるから、当たっても当たらなくても面白い。

上のイチローと松井の言葉も似ているが微妙に異なる。イチローは、「他人のことに関心がない」といい、松井は「他人の事は気にしない」と述べている。同じことでは?ともいえるが、「他人に興味はない」と、「何を言われても気にしない」と言い換えると違いが浮きだつ。さらに突っ込むとイチローは相手を無視、松井は己の精神力が強いという見方もできる。

友人との会話でも同じパターンはある。「他人は無視」という奴と、「何を言われても気にしない」は受け取り方が変わる。前者は無視することで自我を安定させるが、後者はとりあえず受け止めるが人は自分ではないと、自分的には解釈できる。なぜこのように思考したかといえば、自分は後者である。さらに「他人は無視する」という言葉は好きでないから言葉にしない。

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イチローの言う「自分に制御できないことに関心を持たないことです」は奨励にも聞こえるが、自分の場合はそういう無視はせず、他人を制御できる何か言葉はないかな?」を反射的に考えるからだ。イチローの話を聞いていると、やはりというか他人の事は言わず、自分のことばかり。一方の松井の会話には他人の無視傾向が感じられない。先日こういうことがあった。

今オフ、どのイベントに出席しても「巨人監督」について聞かれる松井。その度に「そういうチャンス、縁があれば…」と、その場を収めてきた。ところがこの日の女性記者は、「復帰は(間近か)?」「ファンも(巨人監督としての復帰を)期待していますが?」「背番号は55で?」と執拗に食い下がる。これには松井も思わず苦笑いを交えこのように答えた。

「誰かに聞いてこいって言われたんですか?」

「しつこいですね、ジャイアンツの方ですか?」

13日に行われた松井による、「バイク王」の新CMキャラクターの記者発表会での一コマだった。心温かい松井は質問にはなるべく答えようとする姿勢を感じるが、さすがにここまでしつこいと、ついこのような言葉になってしまう。それでも答えるところが松井らしい。もし、これがイチローなら相手をきっと睨みつけ、無視して答えないように感じた。

性格と言う事もあるが、上の言葉からして彼なりのコンセプトでもあろう。B型の人間は確かに自分以外に興味がない、人の話を聞こうとしないというのは顕著に感じる部分である。性格はそうでも、それではよくないという部分を持っていたりする場合は違うだろう。人は社会に生きる以上、社会的儀礼も考慮にいれて生活するから、地の性格だけで生きていけない。

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理性的に抑制する場合もあるし、諸条件や心のあり方の問題から抑制が効かない場合もあるし、最終的には性格に殉じて生きて行く。唯我独尊志向、自己中などといわれるB型だが、【 意外すぎる事実!!サッカー日本代表の血液型別一覧 】と題するサイトには新旧日本代表選手の血液型が表示されており、その中にB型が希少であるを「意外すぎる!」と表現する。

A型の日本代表…香川真司、今野泰幸、宮市亮、ハーフナー・マイク、細貝萌、酒井高徳、酒井宏樹、権田修一、栗原勇蔵、乾貴士、佐藤寿人

O型の日本代表…中田英寿、中村俊輔、長友佑都、内田篤人、長谷部誠、中村憲剛、清武弘嗣、岡崎慎司、吉田麻也、高橋秀人、川島永嗣

AB型の日本代表…本田圭佑、遠藤保仁、前田遼一、西川周作、中澤佑二、楢崎正剛

B型の日本代表…闘莉王、柿谷曜一朗

おそらく偶然だろうがオモシロイ。自分は血液型で人間が分かるとも思わないが、傾向性はあると感じている。サッカーも野球もチームプレー、組織プレーである以上、血液型がどうであれ、役割分担は決められているが、サッカーに比べて野球の方が自由裁量権が多い。もしB型がサッカーに不向きというなら、子ども時分に合わないと見切りをつけているのだろうか。

イメージ 4かつて野村克也は楽天監督時代、以下の迷言を吐いた。「楽天の選手は野球がマジメ過ぎ。やんちゃがいない。そういうのは流れている血と性格だから。楽天の選手はAB型とA型ばっかり。名球会のほとんどはB型とO型だよ」。確かに名球会はB型とO型が多く、A型は少ない。つまり野村はB型、O型は一流選手になれるが、A型は一流になれないといいたいようだ。確かに多いけど、根拠はない。
人は一人では生きていけないし、よって死ぬまで人間関係がついて回る。それによって悩み苦しむものも少なくない。できる限り相手に合わせてストレスを抱え込むものもいれば、自己中満載で嫌われるものもいる。人間関係が難しいと感じるのは嫌な相手への対処で苦悩するからだ。嫌な相手に対して苦悩も苦労もしなければ、さっぱりと生きていける。

そのための方策が先のイチローであり、松井である。彼らの発言は人間関係の対処法である。他人に惑わされることなく、自分自身の考えを大事にし、信じるところに従って生きるほうが才能は伸ばせる。他人の言葉や世間の反応に気を遣うのはマイナスでしかない。有名人になればマスコミにプライバシーを問われ、書かれるよって、対処も仕事の内となる。

サザンの桑田のように、社交辞令を嫌い、本音で生きるを目指す人間は何かと社会的な粗相を講じることにもなるが、それはそれで彼の魅力でもある。大人しく世間を生きることに長けてる人間もいるが、桑田の場合"これくらいはいいだろう"という主観で冒険をしてみたい性格のようだ。常識は百も承知だろうが、そこに挑んでみようという先進性を彼に見る。

桑田佳祐、さだまさし、玉置浩二、長渕剛、吉田拓郎はA型である。変わってるのにA型?というのも偏見で、ミュージシャンは変わってナンボの世界でもある。他人と同じではつまらないという、それが個性でもある。B型ミュージシャンは、尾崎豊、奥田民生、吉川晃司、佐野元春、布袋寅泰、山下達郎、YOSHIKI、中島みゆきといえば、また頷ける部分もある。

ちなみに0型は、久保田利伸、小室哲哉、桜井和寿、浜田省吾、氷室京介、 松本孝弘、松山千春、松任谷由実、渡辺美里などで、AB型には井上陽水、稲葉浩志、大滝詠一、西城秀樹、鈴木雅之、谷村新司、南こうせつ、今井美樹、岡本真夜があがれば、自分的には「なるほど」な部分がみえる。自分はAB型を、"クールでよそ行き発言主"と見ている。

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よって、O型で本音主義の自分にAB型が最も隔たりを感じる異星人である。将棋の米長邦雄、羽生善治、森下卓のAB型トリオはどことなく本音を隠し、よそ行き発言を心掛けるきらいがある。O型妻・A型夫のパターンの娘夫婦を見ていると、O型が出しゃばりすぎてA型夫をキレる寸前まで追い込んでしまっている。O型に出しゃばるなと言うのがそもそも無理のようだ。

確かに人間は個々で甚だしい違いを見せる。それを何かでひとくくりにして、共通項を見出そうとするのは分らなくもない。確かに、共通項から共通点が見出せればオモシロイ。非科学的であれ、偶然であれ、多少のこじつけであれ、何らかの共通点があればなるほどそれはオモシロイ。国民性、県民性、北方系、南方系、肥満系、痩せ型、高学歴、低学歴、富裕、貧困…

分類というのか、状況というのか、環境というのか、様々に分けられる。大まかな区分でもなんとなく傾向はあるようなないような、ハッキリしない点も含めてオモシロイ。実際、あるのだろうか?国民性や県民性。マジメにというより、ジョークで国民性を表すものは多い。以下に代表的なものをあげてみたが、笑えるところに、それなりの何かがあるのだろう。


【料理】

イタリア人:「やっぱり我々の料理は最高だね」

フランス人:「いや、我々の方が上だ」

ドイツ人:「そんな事だから、戦争が弱くなるんだ。ビールとソーセージで十分だ」

フランス人:「まずい食事しか出来ないひがみか」

ドイツ人:「ワインにうつつを抜かして、瞬く間に降伏した連中に言われてもな」

フランス人:「何を!」

ドイツ人:「やるのか? 受けて立つぞ?」

イタリア人:「まぁ、どちらともイギリスよりはマシなんじゃないの?」

イギリス人:「いや、我々の食文化も偉大だ」

仏・独・伊:「?」

イギリス人:「まずい食事を何とかするために、料理を求めて植民地を作った」

仏・独・伊:「それで?」

イギリス人:「いつの間にか、七つの海を支配してしまっていたのだよ」

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課題【世界で一番速く走れる選手を用意してください】

日本:「最新のトレーニング技術を駆使しよう」

北朝鮮:「我が国以外全て滅ぼせばいい」

韓国:「一番速い選手を韓国人認定すればいい」

アメリカ:「世界で最高の施設と技術を用意し、それでもだめなら最高の選手にグリーンカードを発行し、それでもだめなら競技のルールを変え、それでもだめなら選手を持つ国は大量破壊兵器を備蓄している疑いがある」


イメージ 8■世界各国の人々が乗った豪華客船が今にも沈没しかかっている。しかし、乗客の数に比べて、脱出ボートの数は足りない。したがって、その船の船長は、乗客を海に飛び込ませようとしますが…。さて、船長が各国の人を海に飛び込ませるために以下の言葉を放って成功したのだった。

アメリカ人に対して…「飛び込めばヒーローになれますよ」

ロシア人に対して…「海にウォッカのビンが流れていますよ」

イタリア人に対して…「海で美女が泳いでいますよ」

フランス人に対して…「決して海には飛び込まないで下さい」

イギリス人に対して…「紳士はこういう時に海に飛び込むものです」

ドイツ人に対して…「規則ですので海に飛び込んでください」

中国人に対して…「おいしい食材(魚)が泳いでますよ」

日本人に対して…「みなさんはもう飛び込みましたよ」

韓国人に対して…「日本人はもう飛び込みましたよ」

北朝鮮人に対して… 「今が亡命のチャンスです」

関西人に対して…「阪神が優勝しましたよ」

広島人に対して…「お好み焼きを食わせるけん、行ってこーい」

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有名な「沈没船ジョーク」だが、最期の二つはアドリブで、それ以外は概ね各国の国民性が理解できるジョークとなっている。一体どこの誰が考えたものやら…?確かに血液型にはそれなりの傾向性があるように思うが、「B型=自己中」と書かれてあるのを知ったB型が、「うちは超自己中よ」と言っているようにも思えるし、そういう決め付けを嫌うB型もいる。


いうまでもない、人の性格は環境や境遇など、多くの要因で作られるものであって、血液型のみによって決定されるものではないが、それでも傾向性があるのは単なるこじつけ、思い込みであろうか。自分は人と交流する際、頭の中に血液型を入れておく事が多い。それによって何かが左右されると言う事はないが、いかばかりかの傾向性を頭の隅において置く。

昔、こういうことを言われた事がある。「ボクはAB型なので、人前で公然と注意されるとダメなんです」。この言葉はハッキリ覚えているが、血液型などに興味がなかった時分であったから、少しばかり驚いた。「AB型ってそうなん?」、「本当に?」など、知識もないが看過できない気がした。自分が血液型に興味を抱いたのは、これが契機だったのかも知れない。



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