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通販詐欺に遭遇

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ネットショッピングは頻繁に利用するが、これまで詐欺的な行為に遭遇した事はない。一度だけ購入してもいない商品がVISAの引き落とし通知欄にあった。韓国の物産会社で、すぐにVISA国際部に連絡して取り消し確保。呆れたというか、やる事がチョンである。以後、韓国では物を買わないことに決めた。リアルで詐欺は広島・本通り「セビロ屋」一件のみ。この店もやる事がチョン。

注文した商品とは別の商品を取り寄せ、「あんたが頼んだのはこれだ!」とそんな事をやる店が今どきあるのが信じられない。なぜそんなバカをやるのかは理解不能だが、直販詐欺である。セビロ屋が自分のことをキチガイ顧客と言えるはずはない。なぜなら、やったことは意図的な確信犯だから、落ち度のない顧客をバカ呼ばわりはできるはずがない。

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ヒトのよい顧客(に見えたのだろう)だから、注文とは異なる商品をゴリ押しすれば、断れないまま購入するとでも思ったのだろう。注文した商品は本社にも在庫ナシの完売商品であるのを自分は知っていたし、「手を尽くして探して見ます」というお店の対応、そして「ありました」。「よく見つけたね」と感心し、店に行けば何のことはない現行商品であったのはマンガである。

しかも、その商品を自分は持っていた。なのにお店はこちらが間違ったといい張る。「間違うわけない、これは持ってる商品だ」と言えば、「お客様が何を持っているか、こちらは判りませんから!」と意味不明の言葉を吐いた。同商品を自分が持っていたことが想定外で、思わず出た言葉と察する。「持ってるものを買うか?」というと、言葉につまり返答できない。

顧客をナメタ商売だが、こんなことが実際にあるという不思議。今回の通販詐欺も、ゴリ押しで店側の主導に持っていこうとする。現行商品を「探して見つけました」と言えるような羞恥心の無さがないと、商売はやっていけないものだろうか?どっちにしても、ゴリ押しというのは無理を通そうとするわけだから道理は潰れる。詐欺の手口と防御策を書いてみる。

ナイキのシューズを販売するごく普通のホームページであった。会社名はNIKERUNSHOE、"ナイキ公式店舗"とあった。とにかくここの商品の量が半端でないのと、サイズの品切れがないのは、驚きであり不思議だが、まあ、それは顧客にとってありがたい。人気のナイキはすぐに売れ筋サイズがなくなってしまうが、当社にはサイズ切れがなく、商品に示された在庫量はいずれも50越えだ。

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10年前に発売商品も50~70おいてあることも、オカシイといえばオカシイが、在庫アリというなら疑うこともない。お金を払って商品が届けばいいわけだし、カードで買えば決済まで30日程度の猶予があるから、商品が送られてこなければすぐにカード会社にその旨言えばいいし、手数料はかかるが代引きという手もある。他店と違うのは最初に強制的に会員登録を要求される点であった。

まあ、この時点で個人情報は提供することになるが、商品を購入する以上どこでも住所・氏名・電話番号は必須である。当社には「NIKE AIR FORCE 1 LOW  PR3 紺赤白’02 624040-411」なる商品を販売している。2002年に登場した、プエルトリコシリーズの中でも特に人気のカラーリング、Puerto Rico 3。この当時の都市限定シリーズは国内でのリリースは無く、入手困難のモデルとなっていた。

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シュータンにはプエルトリコシリーズお馴染みのカエルのアイコンに、ヒールにはプエルトリコの国旗、ネイビー×レッドの人気カラーで、全く見かけないレアな商品なのに在庫量が64足と表示されている。早速注文したが、「弊社はご注文を確認のちほどメールにて銀行口座をお客様にお知らせいたします。お客様は2日以内にご連絡を受け取れない場合、メールアドレスを変更しもう一度ご連絡ください。

ご迷惑をおかけして、大変申し訳ございません」。と妙であった。"お客様は2日以内にご連絡を受け取れない場合、メールアドレスを変更しもう一度ご連絡ください"というのは変だが、これも先方から連絡が来ない場合のことと、気にもしなかった。支払い方法も、銀行、ゆうちょ、すべてのクレジットカード、コンビニ受け取りも用意されているが、なぜか後日支払い方法は連絡するという。


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翌日メールにて支払い方法が届いた。なんと、ジャパネット銀行のみの指定である。ここで少し変だなと感じた。なぜ、先方の都合で支払い方法を決めなければならぬのかという疑問で、早速、ジャパネット銀行口座はないのでゆうちょ銀行にと返信した。その直後、不信感が強まり、これは代引きにすべきと感じ、すぐさま代引きの要望を出した。先方からは以下の返信が来た。

>お世話になっております。当店で20000円以下ご購入で代金引換をご利用いただけませんので、予めご了承くださいませ。すいませんですが今回は銀行振込をご利用いただけますでしょうか?手数料は弊社にて負担しております。これでよろしいでしょうか?お手数ですがご連絡お待ちしております。

代金引換は20000円以上とは、どこにも記されていないのに、勝手にこのようなことを言ってくる。ああ、これが通販詐欺だなと、これはもう直観というより確定である。初めての体験だが、とにかく普通のネットショッピングのようにスムーズにいかないところが、もはや怪しい。確信を持ったが、相手の揚げ足をとると、どういう回答が来るのかと、以下のメールを出してみた。

>当店で20000円以下ご購入で代金引換をご利用いただけませんので、予めご了承くださいませ。と仰せですが、そんなことはどこにも記されていませんね~。購入後に勝手に規約を作られても従えません。それに20,108円だから越えてますが、税抜きで20,000円というなら、もう一足購入しても構いませんよ。それなら全然問題ないでしょう?


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売る気のない通販詐欺ならこういう対処は困ろう。案の定、苦し紛れの返信が来る。「日頃は弊社商品をご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。当店の商品については、当店スタッフが工場やブランド直営のアウトレットショップ直接にて買い付けを行っている為、現地から直接発送いたします。万が一故意に受け取りを拒否された場合、送料や代引手数料はそのまま店舗の損害となります。


金額の大小を問わず、たった1度の受取拒否でも店舗にとっては大きな負担・損害となります。すみませんが、商品代の50%をお先払いしていかがでしょうか。ご迷惑をかけしまして大変申し訳ございませんでした。」

この返信はマヌケである。「当方は通販詐欺です」とバラしてるようなものだから、笑える。この部分、「万が一故意に受け取りを拒否された場合、送料や代引手数料はそのまま店舗の損害となります」。顧客が故意に受け取り拒否をするってどういうことだ?それってイタズラってことか?そんなことをするメリットが顧客にあるんだろうか?あるわけないだろう。

顧客は商品が欲しいわけだし、顧客がショップを騙すだと?顧客は代金を先に送るか、代金引き換えでしか商品を受け取ることはできないわけで、このショップのいう、故意に受領拒否されたら送料を損するなどと、これが物を売る側の言うことか?そんなに顧客を信用できないなら、商売なんかするな!である。これはハナから商品を渡す気はない言い草だ。


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顧客が手数料を支払ってでも代引きを利用するのは、万が一商品が届かないという不安を回避する顧客の自己防衛であり、リスク回避である。それなのに代引きの意味すら考えないショップというのは、これはもうショップなどであるはずがなく、何とか金をせしめようとする詐欺丸出しの言い分である。代引きでいいから、半額は振り込めだと?、よくもまあ、こんなバカをいうよ。

「詐欺をやるならもう少し頭を使え!」といいたいが、頭の良し悪しというより、人を騙すのは頭がいいのではなく、騙される側がバカである。顧客がキチンと応対すれば通販詐欺など成立しない。顧客は不安があれば代金引換にすれば絶対に防げる。超悪どい通販詐欺は、代引きを利用しても、中身は犬の餌だったりと、うかつに支払いをしないように。

信用のあるショップならそんなことはあり得ないが、詐欺師と言うのはそこまでやるから要注意。とにかく、顧客とは1回勝負だから、商品以外の物を渡して代金をせしめればいい。こういう事にも用心して、宅急便の業者に事情を話し、開封して中身を確認することは何も問題ない。業者を待たせて迷惑という事もない。いい加減なものを送られたというケースは実際にあるからだ。

今回のバカげたショップの対応に対し、「そんな自己保護ばかりいうようなショップから商品は購入できませんね」とキャンセルした。人を騙すには頭はいらない。無理を押し付ければいいわけで、顧客がショップの無理を聞く道理はないのだ。「無理を言えば道理引っ込む」という言葉通り、人を騙すにはどうしても無理を言わねばならず、それ自体がもはや不自然となる。


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騙される側の不注意、不用心ということをしっかり噛みしめておくことだ。名の知れないショップで商品を購入する場合、顧客は自己防衛とリスク回避だけを考えておくこと。それをしないで、「騙された」といっても言っていくとこはないのだから…。「なんか変だけど、まあいっか!」、「ここはこういうやり方なのだろう」などと思わぬこと。オカシイことは限りなくオカシイのだから。

繰り返すが、「変は、変だし、変なのだから、変と思うこと」が、騙されない鉄則である。こちらのほうから譲歩しない。相手の無理が「オカシイ」と思ったら、それは間違いなくオカシイのだ。良心的な人は、すぐに相手の都合、言い分に屈するなど相手目線に立ってしまうが、これがダメ。自分を見失わず、自分目線で判断すること。騙す側はどうしても無理をいうしかないのだから。

人間は未知のことには用意もなく、だから対処もできない?そうではない。初めて利用するショップであっても、他のショップと同じように顧客のリスクは当然と判断して、顧客本意な支払い方法に応じる。あるショップだけが変わってるのではなく、変わっているなら信じないこと。オカシイことには妥協しない。騙す相手は霍乱しようとするが、その霍乱はどんどん無理になって行く。

いかに欲しい商品でも、相手の都合には合わせない事。変な応対のショップでは購入を諦めること。こちらは顧客なのだ。支払い方法、発送法、受け取り日時などを、顧客の要望にあわせてこそショップである。今回のように、「送金手数料はこちらが持つから、代引きでなく銀行振り込みにしてくれ」などと言われても得したと思わぬこと。あり得ない、オカシイと思うこと。

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こんな手口で少年たちの小遣いをせしめる通販詐欺行為者は、地獄に落ちろだ。確かに、少年が単独でネット注文できる時代であり、巧妙な詐欺の手口に引っかかるのは仕方がない部分もある。一度は失敗した方がいいのかもしれない。そこで学習する子なら、二度目はないし、ちゃんと防衛策をとるはずだ。2度も3度もかかるなら、通販は止めた方がいい。

通販詐欺被害は取り返せないし、泣き寝入りだ。ほとんどの通販詐欺は、海外のサイトを利用し、警察に行った所でまずはダメ。実際に警察に行った人は、「犯人はまず見つからないので被害届は出さないで…」などとやんわり断られたケースもある。警察の怠慢といえばそうだし、警察の肩を持つつもりはないが、被害届を出す、出さない以前に消費者が注意をすることだ

サイトに銀行口座などを明記せず、注文者のみに後日メールで銀行口座を知らせるのもオカシイし、おそらくこれは通販詐欺と当局から指定され、口座をストップされることを危惧したものであろう。まっとうなショップなら、必ずサイトに送金先口座が記されているし、この時点ではやオカシな感じを持った。やはり、通常の取引とはどこかが違うんだよ。

「自分は絶対に詐欺には引っかからない自信家ほど引っかかるものだ」、とあるサイトに書かれてあった。驕りが油断を生むのだろう。期待に反して言わせてもらうが、「自分は絶対に引っかからない」との自信を持っている。別段驕りはないし、自信というほど大層な問題ではなく、いかばかりか注意があれば騙されることはない。それが自信といえばそうだろう。

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