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Channel: 死ぬまで生きよう!
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【元貴親方 離婚を決断した訳】

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イメージ 1という見出しが目に入る。寡黙で通すかと思っていたが、「なんだ、親方も喋りたいのか?」。それとも、元妻がいろいろいったことで、喋らざるを得なくなったのか?離婚のホンネなんて、どのように回りくどく言おうとも、一緒にいたくないからに決まっている。カムフラージュするためにあれこれ尾ひれをつけていってはみるものの、何をいおうがいうまいが自分的には、はや結論はでている。

で、親方は誰に向かって言いたかったんだ?離婚の真相とやらを…。インタビュー記事でもあるのでとりあえず読んでみたが、妻(河野景子)が自由になりたかったようなのを察知して自由にさせてやりたかったというように自分は受け取ったが、彼女が自由になりたかったというのは一緒にいたくなかったということだろうし、親方が了承したのも利害の一致だろう。

どんな離婚であれ、一緒にいたくなかったというのが真相だろうし、それを隠してあれこれいうのは、体面をつくろいたいからでは?われわれが他人の離婚に至る経緯をあれこれ聞いても何のプラスにもならない。ただの野次馬根性でしかない。「一緒にいたくなくなった」とか、「一緒にいるのがつらい」などのホンネは、できることならいわず、他に変わる言葉を探すだろう。

いってもよさそうな言葉は探せばいくらでもあるから、言ってはいけない言葉をいうこともない。だから、いっていい言葉をいうために喋るんだろう。離婚というネガティブなことに体裁は必要だ。親方の話によると、離婚後はそれなりに上手く行ってそうだが、こういうケースは珍しくない。離婚した途端に以前より仲良くする元夫婦は自分の身近にもいるし、特段珍しいことでもない。

のっかていた重石が取れて吹っ切れるからだろう。愛情が覚めた夫婦が同じ屋根の下で朝から晩まで顔を突き合わしているってのは、そりゃしんどいだろう。完全空気状態ならまだしも、離婚したい何かがあるなら離れた方が楽に決まっている。とりあえず別居という形をとる夫婦もいるが、別居した後に復縁して別居前より仲良しになったケースってある?なさそうな気はする。

夫婦関係は結構シビアなもので、一旦セックスレスになるとなかなか修復できないというし、同じように別居した後に復縁するのも難しかろう。相手のいない生活がどれほど自由で気ままで楽であるかを経験するし。もし、別居した後に相手のいない不自由を身に染みて感じるなら、それは復縁もありだろうが、別居する時点で互いが互いの必要性がなくなっている。

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もっとも、「自分に非がある」、「自分が全面的に悪かった」などと謙虚になって反省などをすれば復縁を躊躇うことはないだろうが、別居後に互いに自由な時間を多く持てるようになれば、再び同居するのが億劫になるのは分り切ったことだ。上記のような理由で、別居が離婚を速めるというのは定説だが、同居が離婚を遅らせるというより踏ん切りがつかないのだろう。

別居したことで、種々のことや子どものことなど、連絡速度が遅くなるのは当然で、連絡するのも面倒だから一人で考え行動することになる。何かと未連夫婦なら、それこそ夫婦の意味がない。したがって、夫婦の仲が亀裂する原因として妻が夫に何の相談もなく勝手に物事を決めたりしたとき、「何で俺に相談なくやるんだ!」と夫怒るケースが多い。もちろん反対もある。

次の大きな要素は、互いの金銭感覚が変わってくる。家を出てどちらかが賃貸住宅になるなら、それをどちらが払うかでもめることもある。「お前が家を出たいのだからお前が稼いで払え」と突き放されれば離婚は加速する。まあ、別居するなら離婚前提というスタンスが妥当だろうし、煩わしい別居なんかせずにすぐに離婚という方が、精神衛生上はよいのかもしれん。

怒りと欲は人間をおかしくされるものだが、離婚のときなどにそれらが顕著に表れる。自分が知るある女性は夫の不貞に苦しみ、子どもが自立をしたかのように離婚をしたが、どん底の苦しみを体験しただけにそこから這い上がった女性は強く美しい。こういう女性は、「あの離婚があったからこそ」と、離婚を肯定している。離婚が肯定できるのも、離婚を体験したからだ。

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人に依存せず、自らの脚でしっかりと立ち、人生をリスタートした女性たちというのは、この経歴だけとってみても気品に溢れている。「離婚は人生の汚点」などという人もいるのだろうが、離婚というのは生活を前に向けるものであるなら、前向きに考えるべし。よい離婚ができれば、年齢にもよるが再婚も上手くいくだろう。女性は死ぬまで恋心は失わないといわれる。

「美容」というのは何も肉体に限らない。「精神の美容」というものもあってよかろう。あまり聞かない言葉だが使えないことはない。同じ苦労でも苦労を楽しむ、好奇心を失わない、感動する心を育む、何事も持続をさせる、笑顔を絶やさない、できたら定期的に性交渉を持つ(誰と?)などが、自分の考える、「精神の美容術」ではないかと。心が若ければ生きることは楽し。

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