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Channel: 死ぬまで生きよう!
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道ずれ

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最終稿の表題は「道ずれ」。12月15日まで張りつくもりだったが、31日をもって投稿できないとなった。始まりがあれば終りもあるのが自然の摂理。12月までサイトを置いても投稿できないブログなど有形無実。もはや投降するしかない。何事もプラスに考える自分だからひとまず休息するのもよかろう。ブログを書かなければ明日が来ないわけでもない。お盆も正月もくる。

ブログの効用は視野を広げるといったが、もっと重要なことに気づいていた。それは普段の自分自身から脱するのが人間には大切であるということ。サークル活動や趣味の領域のなかで生きるのも生き甲斐かも知れぬが、本当の生き甲斐とは普段の小さな「自分自身から脱出」して、何かに自分を託してしまうときに生まれ出るもの。自分にとってそれがブログだっだ。

自分の殻を打ち破るほどのものではないが、普段の日常とは違う自分の世界を自らが醸す。これも一つの生き甲斐であろう。いつもと同じ自分と朝に夕に、にらめっこしたところで生き甲斐は見いだせない。何かを表題に置いて徹底的に考え抜く。頭では分かっていても心では納得していないこと。それらをとことん考え詰めてみる。愛とは、幸福とは、そんな他愛もないことを。

「人生はうたかた」という。あまり使わなくなった言葉だが、「泡沫(うたかた)」と書けば意味も分かろう。水面に浮かぶ泡のようなものでも、自分にとってなにが本当に望ましいのかをひたむきに考える。それを楽しんだ。「ああ面白かった」といって死にたいと佐藤愛子。正直な言葉だろう真似てみる。「ああ面白かった」。最後は短く、ではこれにておいとまを…

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